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キラリと光った元積みゲーさんたち(2月分)

皆様、春ですね!すっかり陽気に包まれる4月の昼下がりに2月についての記事を書こうとしている18toyaこと冬夜です、おはようございます、こんにちは、こんばんは^^

さて、前回の「人類は積みゲーを克服できるのか?」の記事でも書いたのですが、今年は私にとって「積みゲー崩しチャレンジ」の年となっています。

幸い、R5.2は理解ある友人と「崩し会」を開催できたおかげで23本の積みを崩せた訳ですが、これらの中から印象に残った「光る作品」のうち幾つかピックアップして感想を書きたいと思います♪

ごいた

テンデイズさん版

能登半島宇津保地区で伝承されてきたローカル遊戯、ごいた。
近年の人気作「タイガー&ドラゴン」も、ごいたからインスピレーションを受けアレンジした作品ですし、ボードゲーム界隈では有名な作品だと思いますが、私は実は遊んだことがなく今年の2月が初プレイでした。

去年くらいからドミノやバックギャモン等を遊んで「伝統的なゲームの面白さもなかなか侮れない!」と今更ながら気付いた中で、ごいたも遊んでみたいと思っていたのですが、なんせごいたは2対2のチーム戦のため4人専用、遊ぶ場が限られる訳です。「積みゲ崩し会」で4人揃ったのは本当に有り難かった!

で、このごいたですが、やはり想像に違わず面白かったです!手札はたった8枚のカードで、これらを全て出せたチームに点数が入り、150点取ると勝利!というシンプルなもので、1戦あたりの時間はサクサクと進みますが心理戦とチームメイト同士の言葉にならないカードの出し方を通しての会話が熱い!

誰にも受けられずに一周出来れば手札を伏せて出せる。
味方が上手く行きそうな時は邪魔しないなど、
チーム戦ならではの駆け引きが魅力。

上手な方はもっともっと深い会話や読みが出来るんでしょうが、1戦遊んだだけでも色々なお互いの思惑などが透けて見えてきて面白かったです♪今後も機会があれば遊びたい一作でした^^

ウィッチストーン

絵は濃ゆいが、それだけで見逃すのは勿体無い良作

クニツィア先生作。自分が出来ることは、5枚見えているツインタイルから1枚を選び鍋に置くこと。それだけなんですが、どのタイルをどこに繋げるかによってアクションの強さが変わってくるので悩ましい。

一見複雑に見えますが、何ラウンドか繰り返せば大まかな流れは飲み込めるでしょう。しかし勝つのが簡単とは言ってない…!といういつものクニツィア節ですw

自分の鍋にツインタイルを置く時は他プレイヤーからの妨害等は無いため、悩んで悩んで良い配置が思いついた時はその通りに配置することができ、その結果強いアクションが打てると凄い爽快感です♪ ただし盤面には早取り要素があり、プレイヤー相互のインタラクションはいい具合に収まっていると思います。

手元のパズルはマイペースだが共通盤面は先取り要素が濃厚

積みゲー崩しの先が見えてきたらまた遊びたい作品です^o^

バイツ

箱からしてかわゆす♪

コンポーネントはめちゃめちゃ可愛いです!食材コマたちもダブルレイヤーで厚みがあり手触りもいい。アリの木コマも可愛い!

しかし、意外とこれはガチですw

ルールが難しい訳ではありません。ルール自体は子供でも理解できる難易度でしょう。しかし勝つための思考まで易しい訳では無い。ポイントは、序盤に先行したアリが決して早くゴールに着くわけではないこと。立ち止まった食材の「前後の食材」を取ることによって、他のアリの、ゴールまでの残りマスが減る事になる。

アリ駒も食べ物も可愛い上に手触り良き♪

軽い気持ちで軽く遊べるゲームでもあり
ガッチガチに遊ぶこともできる。
ルールカードも結構な枚数があるので、リプレイ性も高そうで良き一品^^

グラスゴー

箱絵におじさんが採用されてるゲームはハズレ無し!

2人用。ロンデルをぐるぐると回りながら資源を集め、共通の場である「4x5の20マス」にお互い建物タイルを建築していく。資源を産む工場や繋がるほど高得点になる安アパート、高得点となるモニュメントなど、建物の特性を生かして高得点を目指す。

真ん中に建物タイルを置くのでスペースは広めに取りましょう

見た目も展開も地味めなのが影響しているのか、SNSであまり頻繁に遊ばれてる印象はないんですが、地味というのは悪い意味ではなく、しっかりした作りの良い2人用ゲームだと思いますよ!
今後拡張タイルとか出たら嬉しいですね♪

タルギ(拡張)

これは個人的には必須級の拡張

タルギはこれをもって完成!という人もいるほどの拡張。
実際に遊んでみて実感しました。
なるほど、そう評する人の気持ちわかったわ、と。

タルギはそもそも2人用の傑作の一つで、本体だけで遊んでも勿論面白いんですが、拡張無しの場合、お互いに3ワーカーずつ配置する外周カードには遊びがなくて、明らかに美味しくない場所でも置かなきゃならない時があったと思うんです。

拡張を導入すると、新たなワーカー置き場として「砂漠」が提供される。ここにワーカーを置くと、従来盤面でのワーカーの交点は減ってはしまいますが、自分が後手の時には「交点が減ったとしても砂漠行く方がむしろアリだな!」という場面が何度かありました。砂漠カードのめくれにもよるので過信はできませんが、もっと美味しい場所があるなら砂漠に行かなければ良いだけの話なので、選択肢を増やしてくれる事にはプラス要素しかありません!

私のタルギは拡張と合体しました。もう分離しないと思いますw

今、願うことは一つです。早くBGAでも拡張が実装されますように!

ストックホールデム

絶賛貸出中のため箱絵がありません、ごめんなさい

オカズブランドさんの2018年作品。各プレイヤーが共通の盤面にカードを出して6つある会社の株価を弄りつつ、株を買ったり売ったりしてお金を稼いでいく。最終的に一番お金を稼いだ人が勝ち!というゲーム。

少しばかり古いゲームですが、ルールを聞いた段階で私はかなり好みなんじゃないかと思ったためプレイを楽しみにしてました!で、2月に遊べた感想を言うと「めちゃ面白!(^o^)」でした!

各会社は最初2枚ずつカードが置かれており、各プレイヤーがここにカードを足していく。ここがポーカーのように、難しい役を作れれば株価が上がるシステム。ただし役なしでも数字が大きければそこそこの株価にはなります。

で、自分一人でカードを置けないのでそこはかとなく協力や相乗りが必要になるわけですが、このカードを裏面で置くと「数字」か「スート(マーク)」のどちらかだけ分かる。これが絶妙な分かり具合で、信頼と疑心暗鬼の間で心があっちへこっちへと揺れ動く。
ここに「その株を何枚くらい買ってるか」辺りも読みに入ってくるため「あいつ絶対クジラ運輸に協力するわけないよ、株1枚も買ってないじゃん絶対邪魔してるよ!」「いやいや、みんなが幸せになればと親切心で置いたんですよ?(ニヤニヤ)」みたいな心理戦が働く。場合によっては自分も株を持っていてすら、その数が少なければトップ目のプレイヤーを潰すためにわざと株価を下げる役にする動きもあり得る。

と言うわけで、本作はカイジみたいな気分で「どっちだ…」とか呟きながら心理戦を楽しみたい人にオススメのゲームでした^^

ことばのクローバー

名作と名高いワード系ゲーム、遊べばやはり鉄板でした!

クローバー型のプレートに正方形のカード4枚をはめ込み、同じ辺2つのワードを連想してもらえそうなヒントを書く。これを4辺全部について書き込み、正方形のカードをプレートから外す。
で、山からランダムに引いた1枚の正方形カードを加えた5枚から、正しい4枚を正しい方向で復元してもらう!と言うゲーム。

やってみると分かるんですが、かなり無茶な場合もあります!しかし4辺全部がバシッ!とハマらなくても、「他の辺がこれって事は…」と外堀から正解に近付ける!この仕組みが面白いですね!

パーティーゲームとして外さない一作♪

ヒント「バーニングレンジャー」は不発でした(涙


と言う訳で、2月に崩した積みゲー23作品の中で特に「感想を書いておきたい」と思った作品を絞りに絞ってピックアップしてみました!

当たり前の事なんですけど「遊びたい」と思って買った作品達なので、遊べば光を放ってくれるのは当たり前とも言えます。むしろ「今まで積んでてごめんよ…」って気持ちになりました^^;;

今後も積みゲー崩しを頑張りつつ、光を放ってくれた作品については今回のように感想を書いていきたいと思います。
皆様の応援が力になります。よろしくお願いします^^

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