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日本一高い富士山に、21時間いられたなんて幸せだったよ!
昨年夏、人生初の富士登山をしました。
今まで富士山を登ろうなんて思ったこともなかったわたし。
彼との婚約を機に何か大きなことにチャレンジしたいと思っていたところの挑戦でした。
バレーボール選手やモデルのお仕事をしていると、目標を達成したり大勢の観客の前でパフォーマンスをすることでアドレナリンとともにある種の快感を覚えたりします。最近では、そのような快感を得ることがなく、わたし自身何かを欲していたこともきっかけになったのではと思います。
彼は2度目の富士登山で、とにかくワクワク状態。
反面わたしは日々、不安要素を消していく作業。
・高山病にならないように(なった場合)どうするか
・登山ウェアは買うのかレンタルにするのか
・補食はどうとるのか
・暑さと寒さにどう対応するのか などなど。
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いざ当日を迎え、登山し始めたのは夜の11時。
とにかく疲れたら休憩しての繰り返しで無理はしない約束を徹底しました。
登ってく中で真っ暗で静かな夜に流れ星を見たり、栄養補給のみたらし団子がすごく美味しかったり。2人で歌を歌ってみたり。
頂上でのご来光には間に合いませんでしたが、8合目付近で日の出を見ることができ、頂上には朝の10時に到着しました。
その瞬間、達成感と喜びに満ち溢れていたことを覚えています。
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問題は下り道。
わたしが左足を痛めてしまい、前に足を送りたくても体が言うことを聞いてくれないのです。
その上雨は降ってくるし、暑くなったり寒くなったり。
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途中からは彼がわたしのリュックを持ってくれて、手を引いてくれました。彼への申し訳なさと自分への苛立ちがMAXになり、しまいには彼に八つ当たり号泣するというメンヘラ状態。笑
結局下山出来たのは、夜の7時。
彼にはごめんね、本当にありがとうの繰り返しの中返ってきた言葉は、
「日本一高い富士山にふたりで、約1日いられたなんて幸せだったよ。」
「すごくいい思い出になったし、一緒に登ってくれてありがとう。」
極限の状態にこんな言葉をかけてくれるなんて。
この一回の登山で四季のすべてを感じ、喜怒哀楽すべての感情を出し、非日常な時間を味わうことができました。
今年も富士山の登頂が始まりますね!!
ルールも変わっているようですし、本当に準備が大切です。
これから登られる方、ぜひ怪我なく安全に!
楽しんできてください!☺︎
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