アーセナルの現在籍選手の所属年数

今シーズン開幕直後にマルティネスが去り、シーズン途中でエジルが去った。昨シーズンはコシェルニー、ラムジー、モンレアル、イウォビ、ジェンキンソンらが去った。昨々年シーズンはウォルコット、コクラン、シュチェスニーらが去った。
チーム在籍年数の長い選手が年々離れていき選手層も若くなっているので
現メンバーの在籍年数を調べてみた。
移籍した背景はそれぞれであるが、チームを離れる瞬間は寂しいもので
ある。各選手移籍先及び今後の活躍を祈っている。

現メンバーの在籍年数トップ

1位 ベジェリン   2013(14)年~※(同年ワトフォードへレンタル)
2位   チェンバース  2014年7月~ ※(ボロとフラムへのレンタルあり)
3位   エルネニー   2016年1月~ ※(ベジクタシュへのレンタルあり)
4位 ジャカ       2016年5月~
5位 ホールディング   2016年7月~
 ナイルズ、ラガゼットと続く

エクトル・ベジェリン 2013(14)年~

来シーズンは移籍の噂もあるが現時点での古株はベジェリンである。
ワトフォードから戻った後はアーセナル一筋でありユース出身だ。
まだ26歳。
全く記憶にないが彼のデビューはカップ戦で現監督のアルテタと交代であった。思えば最初の起用は怪我続出によってチャンスを得てそこからレギュラーを奪取した。当時獲得しレギュラーと見られていたドュビュシーにとっては負傷と相まって不憫な結果となった。
背番号も39→24→2と若返り、サイドバックもしくはウイングバックとして
アーセナルでの出場数は200を超えキャプテンを務める試合もある。
出始めは快速を武器に活躍していたが大怪我以降はスピードに陰りが出た印象。ファールスローの多さとクロスの精度に難があるが攻撃の組立てや突破力は魅力的。昨シーズンチェルシー戦で終了間際に決めたゴールなどは記憶に新しい。

カラム・チェンバース 2014年 7月~

ベジェリンと同じ26歳。2014年にサウサンプトンから1600万£程度で
やってきた。ミドルズブラ、フラムにレンタル移籍しともに降格となったり
復帰した2019年は右SBやCBとして徐々に出場機会が増えるも大怪我により 1年ぐらい欠場するなど苦労が多い選手である。
※フラムでは大活躍によりクラブの圧倒的な得票率で年間MVPを獲得
全体的にバランスがとれた選手で今シーズンは右SBで起用が増えた。
クロスの精度はチーム内ではよい方でチャンスを演出した。 

モハメド・エルネニー 2016年 1月~

2016年の1月にバーゼルからやってきた。華やかなプレーはなく運動量を
武器した献身性の高い選手である。出場機会が少なくても腐ることなく
ベンチからでもチームメイトを鼓舞するなど目立つことはあまりないが
貴重な選手である。今シーズン11月のマンチェスター・ユナイテッド戦の
終了間際のプレスを続けたランニングは彼を現したようなプレーであった。
メルテザッカー引退後の「4」も引継ぐも翌年にレンタル、4はサリバが
着けるなど思うところもあっただろう。
今シーズンのニューカッスル戦で強烈なボレーを決めてプレミア初得点を
記録した。

グラニト・ジャカ 2016年 5月~

2016年5月にボルシア・メンヒェングラートバッハから移籍金4,000万€で
やってきた。
コシェルニーが退団した2019年にキャプテンに就任もトラブルにより
剥奪、退団間近であったがとどまった。
キャプテンシーが高く味方を奮起させたり、チーム内でも影響力を持った選手である。左足の正確なフィードが長所で逆サイドへの展開力やロングシュートが武器である。今季はチェルシー戦で直接FKも決めた。また怪我人の影響ともあり左SBでもプレーした。今はローマへの移籍が噂され来シーズンいるか分からないがEUROが終わればはっきりするだろうか。

ロブ・ホールディング 2016年 7月~

2016年7月に移籍金推定200万£でボルトンからやってきた。
加入当初から出場機会はそれほど多くなく控えの時期が続き、エメリ時代に
掴みかけるも大怪我により戦列を離れた。
今シーズンは開幕スタメンを果たし、CBとして20試合に出場した。
明確なレギュラーがはっきりとしきっていないがファーストチョイスとして
起用されることが多かった方だと思う。終盤にはキャプテンマークを巻き
1月に2024年までの契約延長を締結するなど今後もアーセナルでの活躍を
期待したい。

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