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【プレミアリーグ】強豪クラブの移籍金最高額の選手は誰

 現在欧州フットボールは移籍期間中で、各クラブが動いておりさまざまな噂も飛び交っている。

 マンCのハーランドやリヴァプールのヌニェスなどすでに発表されている選手も徐々に増えてきた。
 アーセナルも色々な選手の名が日々流れてくるが、現在のところ決まっているのはターナー、マルキーニョス、ヴィエイラの3人である。

 どんな選手がやってくるかと同時にその移籍金によって注目度と期待度が大きく変わる。
 例えば、冨安は約2,000万£(約30億円)という比較的安価で獲得できたこともその評価を上げた要因の一つであると思う。

 プレミアビッククラブを中心に移籍金最高額の選手について調べてみた。

マンC:グリーリッシュ (約152億円)

 マンCのクラブレコードは、今季アストン・ヴィラから1億£(約152億円)で6年契約で加入したイングランド代表のグリーリッシュ。

 イギリス史上最高の移籍金と背番号「10」を背負い、クラブ、サポーターから大きな期待があったグリーリッシュ。
 今季はプレミア26試合に出場し3得点3アシスト。準レギュラーという形で優勝に貢献したが、移籍金を考えるとパフォーマンスはもう一つだったかもしれない。
 加入1年目ということもあり来季以降にどれだけ活躍できるがで移籍金の評価が別れるだろう。

リヴァプール:ファン・ダイク(約114億円)

 リヴァプールのクラブレコードは、2017-18冬にサウサンプトンから7,500万£(約114億円)で加入したオランダ代表のファン・ダイク。

 当時DFとして最高額の移籍金ということもあり、賛否の声もあったが今では安いと言えるぐらいリヴァプールにとって欠かすことのできない選手である。

 移籍1年目と2年目はプレミア全試合出場、昨季はピックフォードとの接触でシーズンの大半を棒に振ったが今季は復活しDFラインをまとめた。
 プレミア、FA杯、カラバオ杯、CL、クラブW杯と主要タイトル獲得に貢献しており、個人としてもプレミア年間MVP受賞、負傷欠場以外の3シーズンで年間ベストイレブンと申し分のない活躍をしている。

 なお、今夏獲得を発表したウルグアイ代表のヌニェスは出来高を含めるとクラブレコードになる模様。

チェルシー:ルカク(約161億円)

 チェルシーのクラブレコードは今季インテルから再び復帰したベルギー代表ルカクの9,750万£(約161億円)。

 昨季センターFWの不在に苦しみ、クラブ最高得点者がすべてPKのジョルジーニョというなかで大型FWのルカクの復帰は期待されていた。
 しかし、プレミアで26試合8得点と微妙な成績で、中盤にはクラブ批判とも受け取れる発言をしてしまい空気を悪くした。
 結果的にレンタルでインテルに再復帰が濃厚となっている。

アーセナル:ペペ(約117億円)

 アーセナルのクラブレコードは、2019-20シーズンにリールから7,200万£(約117億円)で加入したコートジボワール代表のペペ。

 サポーターの高い期待を背負い加入したが、期待に応えることはできず逆に批判の対象になってしまっている。

 移籍1年目、2年目はそれなりに出場機会があり2年目はプレミアで10得点を決めて覚醒を予感させたが、3年目の今季は先発わずか5試合で得点1と振るわずであった。

 途中出場してもあまり期待感(無気力に見える)がなく、来季以降もレギュラー争いでも厳しそうな印象を受ける。
 移籍金による周囲のプレッシャーが影響しているかもしれないので、環境を変える選択もあるかもしれない。

マンU:ポグバ(約142億円)

 マンUのクラブレコードは今季で退団することとなったフランス代表のポグバ。

 クラブの下部組織出身であったポグバを2016-17シーズンにユベントスから8,900万£(約142億円)で呼び戻した。

 復帰後の6年間でプレミアには154試合出場し、FA杯、カラバオ杯、ELの優勝に貢献した。

 波が大きい選手で、並外れた活躍する一方でやる気なく空気となる試合もあった。また負傷離脱も少なくなかった。
 それなりに活躍した方だと思うが、移籍金の高さ(フリー出して高額で再獲得)と立ち振る舞いがあまり良くなかったのでサポーターから賛否両論か否よりだろう。

レスター:ティーレマンス(約54億円)

 レスターのクラブレコードは、今夏移籍が噂されているベルギー代表のティーレマンス。

 2018-19冬にレンタルで加入後、2019-20シーズンに完全移籍を果たし、4年契約を結んだ。
 移籍は4,000万£(約54億円)と高額だったが、加入後3年半大きな負傷をすることなくフル稼働。

 プレミアは3年連続で30試合に出場し、120試合で18得点、18アシスト。
昨季はクラブ初のFA杯に制覇(決勝ゴール)貢献するなど移籍金に見合う活躍している。
 契約は残り1年だが、それなりの移籍金を手にすることができればお互いにとって悪くはなさそう。

ウエストハム:アラー(約54億円)

 ウエストハムのクラブレコードはすでにクラブを去り、今夏アヤックスからドルトムントへの移籍が噂されているコートジボワール代表のアラー。

 2019-20シーズンにフランクフルトから移籍は4,000万£(約54億円)の5年契約で加入。
 移籍1年目はプレミア32試合出場し7得点とそれなりであったが、2年目から徐々に居場所を失い冬にアヤックスに移籍した。

 アヤックスではCLで11得点、リーグ得点王、リーグと国内杯の2冠達成と大活躍している。

お読みいただきありがとうございました。

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