考えても仕方ないこと
カエル男です。
4月、10月あたりは世間一般で、内示の季節でございます。異動です。ご多聞にもれず、弊社でも同じ様に、その傾向があります。
あまり異動のない会社にいる方からしたら、そんなものなのねー、という感覚かもしれませんが、異動の可能性がある会社にいる身としたら、結構な関心ごとです。
担当するエリアが変わる、仕事内容が変わる、といった異動もあれば、立場が変わる、といった昇格降格みたいなこともあります。
人によって考え方は違いますが、特に1番の関心ごとは、転居を伴う転勤なのか否か、ということかと思います。
転居って、エネルギー使いますよね。荷物の梱包だけでなく、今住んでいる住居やサービス等の解約手続きから始まり、新たに住む地域のリサーチ、家探し、引越などなど、やる事がめちゃくちゃ多いです。
なかには、通勤時間は長くなるがギリギリ通えるから住む場所はそのままで、というパターンもあります。
ご家族がいる場合は、それらに加えて、単身赴任するか/家族で引っ越すか、を考えなきゃいけません。お子さんの年齢やら進学状況、両親の健康状況等、色々なことを考慮して、考えなきゃです。
私も関西から大分県、更には沖縄県に転勤になった口ですが、そこそこ大変でした。行ったことも、住んだこともない土地なので、どの辺りが生活しやすいかが全く分かりませんもん。
そういうシーズンは引越業者さんも忙しくなるので、人づてや不動産会社さんやSNSを駆使して情報を集めて、早めに判断しなきゃいけません。
とにかく、内示・異動はそこそこ大変なので、自ずと興味関心が向かいます。言っても私は異動してきてまだ半年なので、流石に無いだろうとほぼ確信しており、特に意識してませんでした。
可能性だけで言えば、半年と短い間でまた異動することもあり得ますが、確率でいえば、勤続年数が長い人の方が、内示は出やすいものでしょう。
そんな訳で、この時期になると、色々な方が噂をし始めまして。誰それさんは長いからどこそこに行くのでは…あの人が異動するならこの人もエリアは変わるだろう…でもこういうパターンもあるのではないか…みたいな。
得てして、その手の噂話は、的外れな結果になる事が多いです。一昔でしたら、脇の甘い管理職の方が飲みの席でつい漏らしちゃう、みたいなこともありましたが、今では箝口令がビタビタに敷かれ、当日まで誰も分からなくなりました。
そうした噂話をするのも楽しいのかもしれませんが、考えても仕方ないことに時間(とお金)を使っても、意味がないってものです。
備えておくのは大事ですよ。我が家では、定期的に家族会議を開いて、あと○年は転勤(引越)したくない、子どもが○歳になるまでは家族一緒に暮らす、でも○歳になったら単身赴任も考える、みたいに、大きな方向性は考えておくことにしています。
そうした、家族や将来に関わる、意味のあることはきちんと考えて、それ以外の意味のないことは考えない、と線引きしておくと良いと思います。
では。