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180日で会社を辞めるワニ、あと76日

大手企業で「転勤廃止」の流れが加速

そうなるのは当然の流れだと思う。コロナが流行してから急速にテレワーク等のリモート勤務が普及し、世間はそれまではリモート勤務に対して否定的で極一部の限られた人しか利用していなかったが、これだけ普及して、しかも意外と、「これでも仕事が回せるじゃないか」と気がついてしまったのである。

そうなると・・・会社が赴任費用や手当を余計に払ってまで転勤する意味がどこにあるのか?ということになる。出張もそう。zoomやteamsで十分足りるような会議でも今までは、face-to-faceを重視して出張しいた。出張の飛行機代に比べれば通信費なんてタダ同然の費用である。

が、しかし・・・日本は江戸時代の参勤交代の文化がまだ残っているのか、定期的に転勤で人材をローテションする文化がある。

それだけならまだいいが、転勤と出世が密接に絡んでいる。つまり、望まない転勤でも我慢して転勤を受け入れたほうが出世するという・・・転勤の回数を重ねると、ビデオゲームのHPが上がるみたいな、風習がある。

前にも書きましたが、転勤の回数と個人の能力にはなんの相関関係もありません。

ということで、大手では転勤は廃止の傾向。あの、お役所的な体質のNTTも転勤を廃止検討している。新卒採用の上でも転勤はマイナス評価で新卒の応募がへるので廃止の傾向らしい。

まー、無理に望まない転勤を会社から一方的に命じられて、家族や、生活面で困ってストレスがなくなるので、仕事面でも集中できて、生産性があがるのではないだろうか。

が、このニュースの後半から転勤とリストラを結びつけている。ん?それどういうこと?と、言うと、転勤がリストラの策のひとつとして使われていたということ以外にことならない。つまり、リストラしたい社員に対して転勤を命じ、「転勤が嫌なら辞めろ」と迫るのである。転勤がなくなったら、その手が使えなくなるというのである。

しまいには、昔あった追い出し部屋が復活するかもしれないというのである。^^;

うーん・・・望まない転勤がなくなることは時代の流れに沿っているし、他国と同じ様になるのでいいとは思うが、追い出し部屋復活は昭和の時代に逆行である。

なーんか、もっと別な方法は考えつかないものだろうか?

ちなみに、テレワーク等のリモート勤務は働く社員側は肯定的であるが、何故か経営者、管理者は否定的。ま、これは前にも何度も書きましたが、何故か日本の企業はリモート勤務者を「管理」じゃなくて「監視」したがる。なので自分の目の届く範囲に部下がいないと不安なのである

会社を辞めるまであと76日

100ワニをパクって退職エントリでバズろうとしたけど、全然バズらなかったワニ。 副業のオファーあればよろしくお願いします。 Twitterのフォローもよろしくおねがいします。@180wani