180日で会社を辞めるワニ、あと109日

日本の人工が減少傾向に転じると言われても、昭和からの高度経済成長時代を生きてきた人にとっては、なかなか実感が沸かないと思う。

日本人がしがみつく「東京モデル」の悲しい結末（東洋経済オンライン） - Yahoo!ニュース

これまでの社会、我々の生活は日本の人口増を前提としてきた世の中であった。昭和からの核家族化、夫婦共働き、結婚しない世代、特に首都圏は子供を産んでも保育園、託児所不足で子育てしづらい世の中・・・色々あって、少子高齢化がずーっと叫ばれてきたが、既にその種まきは数十年前からの話である。

今更、少子高齢化、労働力を叫んだところで、数十年前から種を巻いてしまっている分を取り返すことはできない。そういう世の中にしてしまったのだから。

物事は損益分解点のX点を超えるか、超えないか、シーソの傾きがやや右肩上がりから徐々に下がって、水平に、そして今度はやや下がって右肩下がりに、その僅かな傾きがどっち向きになるかで大きく異なる。

今の日本はシーソがほぼ水平、これからは右肩下がりになっていく。もう、それが確実に見えているのである。

今までの流れの通りにはいかない。今までの流れの通りを期待してもいけない。なにもせずに、ぼーっと、今までの流れに乗っていると後で、必ず行き詰まる。そんな世の中になるんだろうと思う。昭和の時代の会社が作ったレールに乗っているだけではダメな世の中になってきたのだと思う。

会社を辞めるまであと109日