180日で会社を辞めるワニ、あと141日

また、新しい言葉が・・・

Employee Experience （EX）の向上を通じたサステナビリティ経営

Employee Experience （EX）ですか・・・
何を言わんかとしてるかと言うと、要は従業員満足度です。その背景には近年の若者の不足、労働力の不足があります。昭和の時代は終身雇用、年子序列を背景に「社員は家族」を掲げている企業もありましたが、その頃は今のような労働力ではなく、買手市場（企業側が有利）の時代もありました。そんな中で、従業員満足度を掲げる経営者は少なく、社員はいつでも入れ替え可能な使い捨ての時代もありました。

今は時代が変わって労働者不足。若手の採用もなかなか難しい時代です。そうなると経営者は社員に抜けられると困るわけです。その穴をすぐに埋めることができないため、業務に影響がでてきます。

企業で働く社員の士気を高めることは、生産性、企業の業績にも大きく影響します。従業員満足度が引くと、社員のモラルも下がり、不正行為が多くなります。

経営者も目先の売上、利益を追うのではなく、企業の土台となる、従業員満足度を高めることがこれからは重要になるのではないかと思います。

ちょっと古い記事ですが、

連合調べ　60歳以降も働くシニアの仕事満足度　「働き方満足度」は70.3%、「賃金満足度」は44.0%にとどまる

60歳以降も働くシニアの働き方満足度は70.3%でまぁまぁですが、賃金満足度は44.0%で低いです。これは何を表しているかと言うと、昭和の頃からのシニアの給与体系ではないでしょうか。年齢がある一定の年齢に達すると本人の能力に関係なく、給与が一定の割合で下がっていく。そんな制度が残っている企業もまだまだ日本には多いです。（今の私が勤めている会社もそうです）

そんなの時代遅れですよね・・・これからはシニアも労働力としては重要な労働力です。経営者はシニア世代の従業員満足度についても考えてほしいです。

会社を辞めるまであと141日