180日で会社をやめるワニ、あと157日
カムバック採用・・・そんなのあるんですね。昭和の時代の年功序列、終身雇用がまだまだ根強く残っている、日本の会社では会社を退職した者は「裏切り者」扱いです。そんな裏切り者がまた戻ってくるなんて有りえませんでした。
よその国ではそんなことはなく、私が最初に勤めた外資系の会社でよその国に出張に行った時、「ワタシ、コノ会社3回目」って言っている人がいました。そんなの当たり前らしいです。そもそも雇用が流動的ですから、日本のITの起業では、我々がプロジェクトが終わると解散してまた次のプロジェクトに人が移っていく・・・そんな感覚で彼らは転職を繰り返しています。
裏切り者でも人が欲しいのはやはり人材不足なんでしょうか。若い世代の採用が難しい。採用しても、ある日突然辞めてしまう。育てるにも期間がかかる、コストもかかる。それであれば、裏切り者であっても社内の事情をよく知っている元社員のほうが即戦力だし・・・その裏切り感情さえグッと飲み込めば、会社側にとってはメリットばかりです。
しかし・・・
「人は会社を去るのではない。嫌な上司の下を去るのだ」
という「格言?!」があります。去っていった者の感情はここで無視されるのでしょうか？
またリクルート「転職活動者の意識・動向調査(2021)」によれば、転職活動者の約半数にのぼる47％が「転職後も転職前の会社と接点を持ち続けたい」とかつて働いた会社との関係性継続を求めており、企業との中長期的な関わりを通じたキャリア形成を希望しているとする。
47%が辞めた会社と良い関係を続けています。と、いうことは53%は関係が壊れて去っていったということになります。（昔のCMで45%の人がペプシを選んでいます・・・みたいな）そういう人は戻らないでしょうね。
と、言うか、一旦辞めた人をまた呼び戻すくらいなら、その人は必要な人材だったと。そもそも辞めさせないような対策をするべきですね。
会社をやめるまであと157日
100ワニをパクって退職エントリでバズろうとしたけど、全然バズらなかったワニ。 副業のオファーあればよろしくお願いします。 Twitterのフォローもよろしくおねがいします。@180wani