180日で会社を辞めるワニ、あと72日

週休3日制度の導入について、日立とパナソニックの話。

給与と労働時間、どちらを優先？　日立とパナソニックの「週休3日」は全く違う

日立は月ごとの総労働時間は変わらない制度。なので、これはフレックスタイムの延長。

それに対してパナソニックは「1日の労働時間を維持する」と言っている。つまり定時を9時〜18時とししたら8時間/日は変わらない。そうなると、週休3日になると月ごとの総労働時間は減ってしまって、生産量が落ちてしまう。しかし、そこには・・・時間外労働というものには一切触れていない。つまり週休3日の1日分を時間外労働すると、日立と変わらないことになる。しかも、給与について減らすのか、現状維持なのか明言していないところが玉虫色。

塩野義製薬、みずほフィナンシャルグループ、ヤフーは総労働時間が減るのにしたがって給与を減らしている。

三者三様の対応。

理想としてはパナソニックが、もうちょっと頑張って総労働時間が減っても給与も変わらず、生産量も変わらないようにできるのであれば、真の生産性向上なのではないだろうか？真に目指すところはここだと思う。無駄な会議、意味のない資料作成、事務処理、意味もなくなんとなく時間外労働が日本は多いうえに、諸外国から比べれば生産性が悪いと言われている。こういったものを排除して、生産性を上げるようにしなければならない。

もし、それが軽々とできるなら・・・週の内、1日分は無駄（何も生産しない）な時間を過ごしていたということになる。

会社を辞めるまであと72日