価値を届ける?
こんにちは。 心と体を整えるコーチングセラピストnazです。
コーチングを仕事にしている方が悩みをつぶやいていたので、少し考えてみた。まだ彼は人生経験が少ないようにも見えたが、社会ではそんな事は関係ない。一般的にはコーチングのスキルを学びながら、学んだ事をアウトプットして、スキルを磨いていく事がごく普通のパターンではないかと思う。
そういう成長過程のなかで、次のような思考に陥る事も少なからずあるだろう。
いつになったら理想とするコーチになれるのか?という不安。
そこでいつになったらお金をいただける身分になれるのか? という欲求。
が見えてくる。
まだまだトレーニング中であるのにお金を要求したくなる。自分の実力をまだ理解できてない段階で理想へと飛びたくなる。そしてもっとコーチングの価値を提供しなければ?コーチングを必要としているターゲットを考えないと?それから( ^ω^)・・・
わかるよ。わかる。わかるんだけど(笑)
それでいて、自分もコーチングを受けていてセッション後、やるべきことが明確になったとか言ってるんです。
この記事の冒頭に「コーチングスキルを磨く事」が普通と書いています。 スキルを磨く。ではスキルが磨かれた評価は?誰がするのでしょうか? クライアントがコーチングを受けて目標や目的が明確になったから良い評価を受けるのでしょうか?
もし何年たってもクライアントの人生が目標通りいかなかったらダメコーチなんでしょうか? だから対価をいただくのに気がひける。
コーチングスキルを磨く=対価をいただく=✖
では、無形のコーチングという実態の無い商品を提供するあなたは、自分の何を価値観とし信念としているのですか?
コーチングの価値を提供する事がクライアントを豊かにするのですか? コーチはコーチングを信じるのではなく、クライアントを信じるのではなく、クライアントのもつ全てを信じ、クライアントのもつ全てを信じる自分を信じる。
つまりは、自分を知ること。コーチングスキルを学びながら、クライアントにコーチングしながら、全ての自分にかかわる人達とのコミュニケーションにおいて自分探求をする。
コーチングスキル=かかわり方 ✖ 自分の「あり方」 とのバランスが必要なんです。
あり方を学ぶことがなぜか?軽視されてるように思いませんか? なぜでしょうね?
あり方は、スキルじゃないから、学校では学べないんです。