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「好き」に自信の持てる空間 〜古森もぐ様 インタビュー後編〜


私たち高校生の視点からは得られないようなものの見方や考え方を共有したいと思い、インフルエンサーとして幅広く活動されている古森 もぐ様にインタビューをさせていただきました。
こちらの前編は、主にSNSと関連した、自己の感性についてお聞きした内容となっています。
前編・後編 合わせて読んでくださると嬉しいです!


▶︎▶︎古森 もぐ
インフルエンサー、YouTuber、アイドル
TikTokの「女子高生あるある」動画などで共感を集め人気クリエイターに。高校生世代の視聴者から人気が高く、YouTube登録者数は35万人を突破している。 現在は動画投稿に加えアイドル活動も行うなど、幅広く活躍。

▼ SNSと生きるということ

もし、この世界にsnsがなかったら

━━もしSNSがなかったら、どのように過ごしていたと思いますか?

もぐ:考えると恐怖しかないですね。普通に就職できるとこに就職してたと思います。先生になっていたかもしれないです。
そう考えると、自分で行動を起こして、努力して仕事などをつかみ取れるSNSができてよかったなと思います。生まれた時代の運が良かったですね。

実際に情報を発信する側からのSNSに対する考え

━━中高生の間で悩みの種となるSNSですが、実際に情報を発信する側からの考えもお聞きしたいです。

もぐ:言いたいことを言えなくなったり、見なくてもいいことが見えてしまったり、難しいですよね。私もそういう意見を聞いてしまう方なので、自分の大事にしてる軸を、ちゃんと見直していかないとなと思っています。
あと、私の場合は必要だからどうしても出さない道がなかったんですけど、危ないので顔出しはしない方がいいと思います。
でも、 自分自身を知ってもらう点においては、SNSはすごくいい機会だと思うから、うまく使っていけたらいいなと思いますね。

想いを伝える手段

━━どのような手段で思いを伝えることが1番ご自身に合うと思いますか?

もぐ:自分の気持ちを伝えるということがあまり得意ではなくて、文字や言葉にして自分の思いを人に見てもらうのも今回がほとんど初めての機会でした。なので、今までは日記ぐらいでしか気持ちを表すことがなかったのですが、いつかは音楽や歌詞にしたりと、いろいろな手段を見つけていきたいです。音楽作品にするとダイレクトではなくなるから、受け取る側も構えなくていいというのが良いなと思います。

インタビュー中の古森もぐさん

▼ 自己の感性を受け入れる

大事にしている評価

——自分と他人、どちらの評価を大切にしていますか?

もぐ:自分か他人か、どちらかというと自分の評価だと思います。他の人の意見もちゃんと聞いた上で、自分に取り入れられるものは取り入れるんですけど。でもやっぱり自分が物を作っていく立場なので、自分の中で譲れないものとか、これは嫌だって時はちゃんと自分の軸で決めています。

自分の感性に自信を持てる瞬間

——自分の感性に自信を持てる瞬間はいつですか?

もぐ:クリエイターという立場ということもあって、目に見える数字とか結果に繋がった時や、個人的に尊敬している他のクリエイターや活動者から評価してもらった時とかは凄く嬉しいし、自信に繋がります。後は自分自身で作品を見たときに、好みだな、面白いなと思える時も自信を持てます。

▼ 好きなこと、好きなもの

自分のことを信じる原動力

——自分のことを信じる原動力となっているものはなんですか?

もぐ:自分の作品を通して楽しいと思ってもらえたり、元気になってもらえたりすることが私にとって凄く嬉しくて。

それと、自分が「好き」と思えることが1つあるだけで、「なりたい自分」を大事に出来て、信じて向かっていける気がします!

今後の活動

——今後の活動はどのようにしていかれるのでしょうか?

もぐ:今後はその、インフルエンサー活動だけじゃなくて、音楽活動とかをしていきたいと思ってて。
その活動の中で、なりたい自分、例えば、こういう将来の夢があるとか、こういう食べ物が好き、みたいな、「好き」に自信を持てる空間作りを、音楽とか、エンターテインメントでできるようになったらいいなっていう風に思っています。

現代を生きる中高生へのメッセージ

——最後に、現代を生きる中高生に、メッセージをお願いします。

もぐ:自分の好きなことに対して自信を持って好きって言えることはすごく素敵な事だと思っています。
状況によってはそれが難しい時もあるかもしれないんですけど、なりたい自分や、自分の好きを大事にして、迷ったら自分の心がワクワクする方を選んでみて欲しいです!
素敵な未来になるように応援しています。



このエッセイ及びインタビューは、COLOR Againという団体主催の活動のもとで執筆を行っています。
私達の他にも、「自分の感性に自信を持つ」という共通のテーマで昨年の6月から活動してきたメンバーで、様々な企画・活動を行ってきました。
この活動の集大成として、1/28(日)下北沢のクリエイティブスタジオ「砂箱」にて、展覧会が行われます!

「私だけかもしれない、けど。」展
1/28(日)
13:00~19:00 @砂箱
東京都世田谷区下北沢2-6-4 ミカン下北 E街区2F


ここでは私達のエッセイ展示や、活動を通してインタビューを行った際の記録展示、
他のメンバーの企画として
・「診断コンテンツとの向き合い方について考える対話ブース」(ワークショップ、参加可能)
・「メイクのあり方を考える」展示
・「子ども食堂でのアート体験」展示
など様々な企画展示が行われています。

入場無料なので興味をもってくださった方がいれば是非企画展にいらして貰えたらと思います!
(以下のリンクをチェックしていただけると嬉しいです!)

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