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良い税理士の探し方・見分け方、税理士が教えるポイント15つ

税理士を選ぶときに重要なのは、相性です。

私は、財務のことを「経営のコンパス」だと思っています。
そのため、パートナーとなる税理士に必要なものは専門知識だけでなく、お客様にとってすぐに相談しやすい雰囲気もマストだと考えています。

税理士というと税務の手続きを担うイメージがあると思いますが、実際はお客様と面談を重ねることで経営をサポートしていくほうが腕の見せどころです。
税理士を探すときは相性を見極めましょう!


1.まずは相性!

面談や相談の際に、やりとりがスムーズに行えるか、話しやすい雰囲気があるかを意識してみてください。
また、お客様の目標や価値観、ビジョンを理解して共感してくれいるかもチェックしましょう。

2.税理士のコミュニケーションスキル

税理士と一度契約すると、よほどのことがない限り長期間にわたる付き合いになります。
そのため、相性以外にコミュニケーションスキルも重要です。

対面や電話、メールだけでなく、SNSを使ったやりとりできる税理士かもチェックポイントです。

3.説明上手か

税務や会計には複雑な用語やルールがたくさんあり、わかりにくいですよね。^^;

税理士は、お客様が税務や会計に関する知識を深められるよう、わかりやすく説明できる人がいいでしょう。
お客様が理解することで、より適切な判断ができるようになります。

4.専門分野・得意分野は?

税理士によって得意な分野があります。
例えば、私の場合だと起業やスタートアップ、法人化、IT、相続を強みにしています。

あなたが相談したい分野に詳しい税理士を見つけることで、よりよいアドバイスに出会える確率が上がります。
例えば、起業や開業に強い税理士を必要とする場合、財務だけでなく労務のアドバイスも必要になってくるので、社会保険労務士の資格ももっている税理士を選ぶとよいと思います。

税理士を探すときはホームページやパンフレットなどをチェックして、得意分野を確認しましょう。
また、事務所まで問い合わせることも確実に確認できる手段です。

5.料金とサービスのバランス

事務所の料金体系はさまざまで、サービスの内容も異なります。
料金とサービスの内容を比較し、コストパフォーマンスを考慮して選びましょう。

安く済んだほうが魅力的かもしれませんが、あまりにも安価な場合はサービスの質に問題がある可能性も考えられます。 

見積もりを複数の税理士に出してもらって比較検討することで、見極めることに役立つと思います。

6.料金体系をわかりやすく教えてくれる

税理士との契約は、お客様にとってランニングコストです。
そのため、最初に料金体系をわかりやすく説明してもらい、理解しなくてはいけません。

料金体系が不透明であったり、追加費用が意外に高額だったりすると、予算オーバーの可能性があります。
予算内で十分なサービスを提供してくれる税理士を見つけるために、料金体系をきちんと理解・納得できた上で契約しましょう。

7.レビューや口コミ

インターネット上には、税理士事務所についてのレビューや口コミもあります。
これらを参考にすることも、税理士を探す手がかりとなります。

税理士を探すためのポータルサイトや信頼性のある口コミサイトを閲覧して、各々の税理士ページに投稿されている評判を確認しましょう。

参考に、私の「ミツモア」という見積もりサイトの口コミページを載せておきますね。

8.的確なアドバイスをくれる

できる税理士は、経営や財務状況に対して適切なアドバイスを提供してくれます。
将来を見据えた上での節税対策やすべき投資など、主体的に助言してくれる税理士は、お客様の経営に積極的に貢献してくれると思います。

初回の面談や相談の際に、税理士がお客様の話に対してどれだけ積極的かを確認しましょう。
質問にスムーズに回答してくれるか、どのような提案をしてくれるかを注意深く見極めることが大切です。

9.大きい事務所と小さい事務所、どちらがいい?

税理士事務所の大きさはあまり関係ないです。

私自身は中堅税理士事務所も小規模税理士事務所も経験していますが、両者サポートに差はなかったように感じます。

大手事務所では完全分業化が進んでおり、入力代行専用の人または部門・会社があり、一方の小規模事務所では事務員や番頭さん(税理士資格はないが事務所のナンバー2みたいな人)が一手に処理しています。

税理士との距離は、小規模事務所のほうが近いように思うかもしれませんが、中堅や大手の場合には事業部ごとに税理士がいるケースもあるため、これも大差ないように思います。

それよりは、税理士事務所の担当スタッフや税理士との相性で決めたほうがよいと思います。

10.地域密着型かチェック

地域密着型の税理士事務所は、地元の企業や個人事業主についてよくわかっています。
地域の特性や産業構造を把握している税理士は、適切なアドバイスしてくれる可能性が高いです。
 
地域密着型の税理士は、地域経済の発展や地域の中小企業を応援するために重要な役割を担っているので、地域に密着した事業をする場合は、地域密着型かどうかを確認しましょう。

11.経験と実績をチェック

税理士の経験と実績も重要です。
事務所が長年にわたって多くのお客様をサポートしてきた場合、幅広い業種や企業規模に対して対応できる可能性が高いです。

実績が豊富な税理士は、複雑な税務問題や会計手続きも熟知しています。
個人的には、税理士として5年以上職員として働いた経験があれば、「一人前の税理士」といえると思います。

12.法改正への対応

税理士は税務に関する専門家であるため、法律や税制の変更に敏感である必要があります。
これらに適切に対応しないと、お客様にとって重要な情報を見落として損失につながる可能性があります。

13.オンラインに対応しているか

近年ではzoomやチャットワーク、LINEなどを使った、オンラインの相談や書類の提出が一般的になってきています。
特に毎回事務所まで通えない場合は、オンラインに対応した税理士事務所を選ぶと便利です。

オンライン対応で、面談のために遠くまで足を運ぶ必要がなくなりますし、緊急の相談にも迅速に対応してもらえる可能性があります。
また、ITツールを活用している事務所は、効率的な書類のやり取りやデータ管理を得意としている可能性も考えられます。

オンライン対応の確認は、ホームページでの確認や相談の際に尋ねるといいと思います。
特に税理士がいない地域に在住しているお客様や多忙なお客様は、オンラインに対応しているかを重要視しましょう。

14.「にせ税理士」にご注意!

税理士はお客様の非常に重要な情報を取り扱います。
そのため、日本公認会計士協会や税理士会に登録しているかを確認することが大切です。
 
「税理士登録は当たり前でしょ!?」と思うかもしれませんが、登録がないのに税理士を名乗っている「にせ税理士」に業務を任せてしまったケースもあるようです。(国税庁も注意を呼びかけています。)

「にせ税理士」に業務を任せると、税務手続きが取り消しになるようなトラブルにつながりますので、注意してください。

個人的にクラウドソーシングでどこぞの税理士にオンライン相談するようなら、少し手間かもしれませんが、地元の税理士に相談したほうが確実だと思っています。

15.真摯な姿勢と対応力

最後に、僕が意識していることを紹介します。それは真摯な姿勢と対応力です。

真摯な姿勢は、お客様のニーズを理解し、誠実に対応することです。
対応力は、緊急の問題にも素早く反応し、効果的な解決策を提案してくれることです。

お客様との信頼関係を築くために、真摯な姿勢と対応力を大切にしている税理士かどうかも見極めてみてください。

気軽に相談できる税理士を見つけよう!

インターネット上には多くの税理士事務所が存在しますので、複数の税理士と面談を重ね、ベストパートナーを見つけられるようがんばってください! 

榊原税務労務会計事務所に限らず、税理士にはさまざまな相談が寄せられます。

来期の予算について相談したい
税金のことについて教えてほしい
お金を借りたいから、経営計画を一緒に考えてほしい
従業員さんに賞与を出したいけど、いくらまでならいいか

お金のことから人事のことまで幅広い相談があります。

私が独立する前の職員時代に来た質問でさすがに困ったのが「労災が発生したから、どうしたらいい?」という質問です。
現在は社会保険労務士ももっているので労災対応も可能ですが、当時は税理士資格しかなかったので必死で調べた記憶があります。^^;

とりあえず、気になったらなんでも税理士に相談してみてください。
よい税理士なら親身になって一生懸命に調べてくれると思います!

ぜひ選択肢に榊原税務労務会計事務所を!

榊原税務労務会計事務所は、

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といった事業を行っている起業家さんの応援をしています。

もし、税理士を探しているようでしたら、LINE公式アカウントからお気軽に相談してください。お待ちしております!


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