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些細な出来事かもしれないけど。


人生、生きてたら何があるか分からない、運命的な出会い。いやこれは偶然ではなく、必然だったのかもしれないです。

数日前、無職になった私は洋服を買いにアパレルショップに。そして人生で2回目のネイルサロンに足を運びました。お洋服を買ってネイルをして私の気分は再び上昇。そこで今回お話するのは、お洋服を買った先で出会ったアパレル店員さんとの運命的な出来事についてお話したいと思います。

数日前の事なのにずっとずっと嬉しい気持ちを抱えて、お姉さんからしたら私は大勢の客のただ一人に過ぎないかもしれません。でもそれでもいいんです。それでも嬉しかったんです。

以前からずっと気になっていたブランドに入店。ただどうしても値段で悩ましく断念していました。が、暫く服は買わない!今日はここで買うんだ!と自分の中で決心をして足を踏み入れました。平日の11時過ぎ。商業施設の中にあるうちの一つのアパレルショップ。人混みはあったものの、店内のお客さんは私、ひとりのみ。店員さんのお姉さんが私にお決まりの言葉、「ご試着も出来ますのでお気軽にお声掛けください」と。私は軽く頭を下げて口角を上げ、ありがとうございます、と返しました。そして店内を見回る事、15分後。結局最初に目に付いた洋服を手に取りました。お姉さんが着てるというのもあり、単体で着ても可愛いし、今流行りのシアートップスと合わせるとより可愛いとの事で、季節問わず万能アイテムだと聞いて、その洋服を買うことを決意。

そうしてここで今回の運命的な出来事へと繋がるのです。お会計をする際、丁寧に接客してくれた上「今日はお休みですか?」と一言。これはよく店員さんが言うお決まりのセリフみたいなもので、いつもの私なら「はい」とこの二文字で終わっていました。だけどその時の私は、気分が可笑しかったのか正直に、「ちょっと体調不良で無職になっちゃって…。」と答えました。そしたらお姉さんの返答に「私も精神を病んで1年間くらいニートしてましたよ」なんて体調不良の心配をしつつもそう返されて、そこで私はなんとなくこれまた正直に「実は鬱が悪化して………」と答えたのですが、この一言がお姉さんとの運命的な出会いへとなりました。
実はそのお姉さんも精神疾患を患っていて、これは勇気を出して聴いたインスタでのやり取りで後に分かったのですが、今現在も闘いながらも生きているとの事。色々会話をしながらもお会計を済ませて商品を受け取った後、初めて会ったとは思えない程少し距離が縮まり推しの話の流れに。そこでもまさかの共通点が。

好きな俳優が同じでFCにも入っていると聞いた私は、興奮冷めやらぬ気持ちで私もです!と即答。その他の推しの話もしつつ、キャッキャッして楽しい時間を。そうして話していくうちに、またお姉さんに会いたいと思い、勇気を出してインスタのアカウントを聞いたのです。ものすごく嬉しかった。人によって重さは違うものの、目に見えない心の病の辛さと、推しが同じ人。共感し合えたり、共有し合える気持ちが本当に私は嬉しくて、それだけで私はこの日、外に出て本当に良かったと心の底から思いました。こんな素敵な出会いもあるんだなと、この話を誰かにしたくてたまらなくて、ここで話させて頂きました。

生きていたらどうとでもなる。そうよく聞くけれど、私はまだそう思える程の気持ちまでには、もっていけません。ですが、生きていたら確かにこんな素敵なご縁というか巡り合わせというか、こういう事もあるんだなと、確かに生きてて良かったと思える瞬間もやってくるんだなと思いました。

常に死にたい気持ち、消えたい気持ち。希死念慮は芽生えていても、

貴方は生きててもいいんだよ

ってそう誰かに寄り添える人間でありたいなと思いました。お恥ずかしい話、まだまだ未熟者で世間知らずの人間ですが、心だけはあったかく誰かの足元を照らせる存在でありたいと強く思いました。ここまで読んで頂きありがとうございました。

今日も一日生きた貴方は、はなまる満点です。どうかゆっくり休めますように。おやすみなさい。

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