ながい恋を終わらせた理由
旅するタロットリーダーの縁音 みゆきです。
OSHO禅タロットでのリーディングを生業としております。
その人とは21の頃から付き合っていて
別れたのは38のころ。
ホント長かった。
でも最後は本当にあっけなくて。
私がサヨナラを決意した理由は
『この人と付き合っている私があまりにもかわいそう過ぎる。もっと自分を大切にしたい。これ以上自分を傷つけたくない。』
これを思ったから。
なんでそんななのに別れないの!?
ってそれまで友だちにも散々言われてた。
だよね。
今の私でもそう思うわ。
「真実は小説より奇なり」
ホントにいろいろあった。
なんで色々あっても別れなかったかというと
なんかもう意地になってて。
別れるとか『負けだ』みたいな(笑)
わけわからない感情になってた。
どうしても別れたくなくて。
どうしても好きで
この人しかいないと思ってた。
自分がどんなに傷ついていても
泣いてわめいて嫉妬して
憎悪の中にいても
好きだった。
彼がよかった。
離れたくなかった。
でも最後はホントあっけなかったなぁ。
カナヅチで殴られたみたいにある日、
目が醒めた。
きっかけは些細なできごとで。
ホント些細なすれ違いが起きて、それを受け止める私の何かがいつもと違っていた。
ズタボロになっている私の心と体。
可哀想でしかたなくなった。
なんで今まで気づかなかったんだろう。
こんなになるまで…
「もうこれ以上は付き合えない」
あんなにしがみついていた気持ちが一瞬で消えた。
ほんとに不思議なんだけど、いつ終わってもおかしくなかったからあの時がそのタイミングだったんだろうと思うしかないけど。
依存恋愛だった。
「彼がいないとダメ」
「彼がいないと幸せになれない」
だから少々のことがあっても我慢するし良いようにあしらわれる。
それでも私はその状況を受け入れた。
依存恋愛の沼。
恋愛っていいものだけど
依存の恋愛はしんどい。
あの頃はそれで幸せだったんだけど。
だからそれはそれでいいんだけれど、同じくらい辛い気持ちもあったんだよね。
それって本当の幸せなのかな…
後悔しているわけじゃないけれど、冷静になって振り返っている今、あの頃の私にこう言いたい。
『本当にそれでいいの?』
って。
別れてから10年くらい経つ。
今ではなんだかネタにできるくらいの思い出になってるからこうやって書けるようになった。
いや、恋愛っていいものですよ(笑)
機会があったらまたしてみたいけど。
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