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呼吸はココロとカラダを繋ぐ

当たり前だけど…
呼吸は、自分でコントロール出来る上、コントロールしなくても「自動運転」状態の運動です

生命に直結する運動だから

呼吸は立ち方・歩き方と同じで、習わずとも出来るもの

だからこそ立ち方・歩き方…つまり姿勢動作と同じ様に、癖が表れます

胸郭が潰れたら、当然呼吸は浅くなるわけで…

深い呼吸をしないで1日生活したら、健康に不具合が出ますよね

意識の及ばない睡眠時なら?

睡眠時無呼吸症候群は、眠っている間に呼吸が止まり…

脳や全身に酸素がいかず、かなり危険性が高いと知られています

カラダの循環は眠っている時にでも、ホメオスタシス(生命恒常性)という仕組みによって保たれているもの

それは呼吸しているからこそ成立していて…

そうで無ければ、窒息しても生き続けられることになってしまいます!笑

呼吸が生命活動の根本条件であるのは、言うまでもなく

だから呼吸は運動の基礎基本と言えるのです

例えどんなに筋力が強くり、足が速かろうと…呼吸が下手なら健康からは程遠く

そもそも運動が上手い人なら、それなりに呼吸は出来ているはず…

まあセンスで運動をこなせているタイプで、呼吸が下手な人もいるでしょう

そのタイプは、カラダの不具合で伸び悩む可能性が高いと(個人的には)想いますね

私はダンサーなら(長年指導し見てきた経験で…)、パッと見で呼吸が深いか?浅いか?をほぼ当てられる自信があります

胸郭の皮膚運動がどんな感じか?がわかるから

バレリーナで姿勢が一見良さげでも、胸郭が過緊張してるタイプは呼吸が浅いし

猫背で胸が潰れていても、もちろん呼吸は浅いのですが…

中には緊張せず緩んでいて、その結果、胸が落ちるタイプも!(つまりそこまで呼吸が浅くない)

その場合…緩み=動きの余地があるので、深呼吸すると胸が広がります

一番アウトなのは、猫背で胸が潰れて固まっている人

かなり呼吸が薄く浅いはず

柔らかい潰れ方と
固めてしまった潰れ方は
似て非なるもので

呼吸の深さは健康に直結するものです

もっと言えば…
呼吸はカラダだけでなく、意識にも影響を及ぼしますね

鬱傾向の人で胸が開いている人は、ほぼいないでしょう

更には喫煙…

喫煙者の多くは、ストレス軽減の為にタバコを吸うと言いますね

ちなみに私も過去に15年間の喫煙経験(1日約30本)があり…スパッと止めてから、うん十年が経ちます

喫煙者の気持ちを理解した上で書きますが…

人は生まれた時から、喫煙はしていません
(つまり生きるのに必要ないもの)

どんな人も興味本意で吸ったことで、習慣化して中毒になっただけ

確かにタバコを吸う時は、呼吸が深くなるけれど…そもそも毒を吸っているのだし

血管が収縮して循環を阻害する▶️酸素を必要とする▶️だから吸いたくなる…という悪循環

しかも禁断症状で、苛々する人が多いですよね?

喫煙者で短気な人は、たくさんいますから

何せニコチン中毒というくらい、依存性の強い毒☠️です

ビタミンを殺しカラダがかさかさに乾くので、中高年の喫煙者は、シミが多く肌が砂漠化します

呼吸という根本運動を伴う嗜好品が毒性なら、カラダを壊すのは当たり前

禁断症状でストレスが溜まり、自分で招いたストレスなのに、ストレス軽減という「言い訳」でタバコを吸うわけですが…まあ、不健康を自覚しての喫煙です

他人に不快な想いをさせなければ問題なし!

ただ副流煙による受動喫煙
そしてポイ捨て…これだけはマナーを守って欲しいですね

さてタバコだけでなく、全ての中毒は執着とも似ているので、要する脳の満足度がバグっているということ

ギャンブル依存症を病気とするかどうかは、わかりませんが…公営ギャンブルでさえ、のめり込む人達が健康そうに見えないのは、私だけじゃないはず

報酬系の脳内物質に支配されている点では、やはり病気と呼べるのでしょうか…

執着は手放すのが大変だけど、手放すことで得るものが多いことを知って欲しいです

私は昔の禁煙はもちろん、約3年前の断酒によって、多くを得ました

まず深く呼吸出来る
ミネラルウォーターの味の違いなどに敏感になる
深く眠れるし、疲労が軽減
食事も美味いし、素材の味という意味がわかる
モチベーションが高まり、意欲が湧く…
と良いことばかりなのですね!

私のコラボ仲間であり、武術の先生でもある岡部武央(おかべたけひさ)さんは…

ヨガや武術の基礎運動である養生にも精通して、そのレッスンも行っています

彼は完全なるヴィーガン

もちろん酒・タバコとは無縁の人(無理した我慢とかでなく、そもそもカラダが敏感で、毒を入れたくないから)

岡部さんのヨガの稽古を受けると「やはり呼吸が根本なのだ!」と再認識します

私が昔、禁煙に成功したのも、当時習ったヨガのお陰だし…

内観力と腹圧が高まり、カラダの内側に敏感になりますね!

緩いストレッチをしていても、大腿骨頭の動きが腸腰筋から起動してるのを実感出来るし…

捻りのポーズをひたすらやると、内臓が動いているのも感じられるし

腸活効果も凄いです!

腸腰筋を使うから循環が促進されて、睡眠も深まるんです

そもそも深い呼吸でヨガのポーズをしていると、副交感神経優位になり…

おそらく脳内の周波数がミッドアルファ波やシータ波となるから、カラダにもココロにも良いのは当然の理です

フィットネスでない、岡部さんの瞑想系ヨガレッスン

ちなみに…
ヨガ講師で太っている人は偽物ですね!

腸が動いてるなら便秘なはずも無く、循環が悪いのは呼吸も深みのある動作も出来ていないということ
(睡眠時無呼吸症候群は肥満に多いし)

あと痩せていても、干からびた人はダメ!

循環とは潤いですから…
肌が乾いていたら、循環出来ていない証しです

さて…岡部さんのメソッドには、易筋経(えききんきょう)があります

呼吸法を伴うレッスンで、インナーマッスルと呼ばれる筋肉の、更に奥だけを使う感じでしょうか?

これをやると、呼吸によって物理的な「腹」と心理的な「肚」が出来て…心身の強度が上がる気がしますね

緩ませているのに張りがある
休ませているのに冴えている

養生即鍛錬

という状態…

考えてみれば、日本の伝統的養生法には「調息」や「密息」などもあり

タイミングを合わせることを
息を合わせる・呼吸を合わせると言います

長く活躍する芸能人を「息が長い」などと言いますが、息=呼吸は生命活動そのもの

このメソッドをベースにした岡部さんのメソッドと

私の柔芯躰メソッドとのコラボセミナーを、GWに開催致します!

私のワークは…

○カラダへの気付きとコントロール

○不随意筋を随意筋に変える、真のアイソレーション(単なる分解運動でない神経トレーニング)

○そしてルイジスタイルの根幹を、ボディワークとして抜粋して行います

NYのジャズダンスの師匠・ルイジファチュート先生は、若い現役時代に交通事故で半身不随意になり…そこから自分のカラダの声を聴いて、リハビリを開始し、見事に復活した方です

2015年に90代半ばで亡くなられましたが、事故の影響で
斜視にも70代の頃はピルエット(片足での回転)もしっかり回っていた…偉大なダンスマスターです

1984年の5月に初めてレッスンを受けた時は…

ルイジ先生は結構大柄なのに、ステップや重心移動は雲の様にふわっと動く感じで

力感が無いままなので「ゆったりした俊敏さ」が印象的でした

ルイジ先生のメソッド・エクササイズは多くの日本人の先生が取り入れていましたが…

どの先生もそれぞれ違っていて、ルイジ先生本人に学んだ時にわかったのは…

日本人の先生達は、動きの表面だけを取り入れたのだということ

ルイジ先生がそのエクササイズで、何故半身不随意から回復出来たのか?を探求する人がいなかったわけですね

ルイジ先生のコンセプトを理解、受け継いでいるのは…先生の晩年まで側にいたTammyさんだけかもしれません

Tammyさんのルイジ先生トリビュートコンサート
Tammyさんと

彼女は晩年に代講などされていたので、学んだ時代の違いはありますが、同門の弟子同士…仲良く交流しています

さて、ルイジ先生の説明が長くなりましたが

柔芯躰メソッドは、私がルイジスタイルのコンセプトを深掘りする中、様々なボディワークを探求して…

アジア人・日本人として最適な「動きの文法」として考案したものです

ルイジ先生が90代までスタジオで指導出来たのは?

ボディコントロールやマインドは当然として…最後は呼吸ではないのか?と想っており

私自身が進化している過程の今、改めて呼吸に意識が向いてたので…岡部さんとの次なるコラボテーマを"呼吸"としました!

呼吸こそが、脳も心臓もカラダ全体も…そしてココロをも豊かにする根源だと想うのです!

TRY ANGLE
GWコラボセミナー
〜KOKYU〜

⭐️5/6(月・祝)
10:30〜16:00

⭐️国立オリンピック記念青少年総合センターカルチャー棟の施設(練習室名は参加者に直接連絡)

⭐️参加費/11000円

⭐️講師
稲吉優流/振付家・柔芯躰メソッド考案者

岡部武央/武術家・総合武道研究会玄武館会長

⭐️申し込み
meviusjapan1744@gmail.com

⭐️前日5/5(日)には葛西康介さんとのコラボセミナー「縁tity〜循環」が開催されます

2日間連続して参加されると、参加費が割引となります
是非ご参加下さい🔽

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