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ジターバグ

たった一つのことが 今を迷わせてるんだ
数えきれないほど無くして また拾い集めりゃいいさ

から始まるELLEGARDENジターバグ
この曲を知ったのは高校生の頃だったけど、実際どっぷり聞きこむようになったのは社会人になってから。

みんな経験すると思うけど、学生→社会人となるなかで今までどれほど甘い世界で生きていたのか、社会の波に揉まれに揉まれ巻き込まれひぃいぃ~ってなってたのね。
それが社会だ。と言われてしまえば終わりかもだけど、いろんな要因が重なって人のあったかさを感じ取れなくなってた時期。

高卒で社会に出ちゃったってこともあり、仕事辞めちゃったら何も残らないとかそういうことを考えながらも、今を迷わせてることっていうのが自分の時間のなさっていうことには気づいていて、
んー無くしちゃう?いいの?それでいいの?って葛藤の日々。


そんな中歌詞はAメロに続きます。

遠回りする度に 見えてきたこともあって
早く着くことが全てと 僕には思えなかった

、、、ふむ、大学に進学するという道もあったにもかかわらず、というかちょったしたかったにもかかわらず、当時なりたいものが確定してなかったという理由でそれならさっさと社会に出て稼いだほうがいいのではと思っていた私の考えは、少し考える時間を、それが多少遠回りになったとしても自分で与えてあげるべきだったのではという考えに変わりつつあった。そして、、

間違ったことがいつか君を救うから
数えきれないほど無くして
また拾い集めりゃいいさ

御意。一旦全部無くすわ。
このフレーズ二回も言われたらそうするわ。
いやもう数えきれないほどとかじゃなくて全部よ全部。リセット。

てなかんじで、職も当時お付き合いしてた人もサヨナラして、学歴なんてそもそもないようなもんだし、ほんとにすっからかんにした。結構極端に動いた感はあったけど、間違ったことがいつか君を救うからと言われちゃあこのサヨナラが間違いであってもいいかと思えた。

いつだって君の声がこの暗闇を
切り裂いてくれてる
いつかそんな言葉が僕のものになりますように
そうなりますように

というサビに関しては、かっけぇ、、と思いつつも
君の声の君って誰や、、、と思うことも、どなたですかーーーー

たった一つのことが 今を迷わせてるんだ
誰を信じたらいいのか 気づけば楽なのに

と二番に続くわけです。
誰を信じたらいいのか気づけない私「どなたですかーーーー()」

いやでもね、きっと知らず知らずのうちに周りにいたんだと思いますよ。暗闇を切り裂いてくれる君、しかも複数人。だから今こうしてつらつらと文字を綴っている自分がいるわけできっと、いやほぼ確実にどこかでなにか間違いはしてると思うけど、救われてきた結果なのかなあと。

「人生、死ぬこと以外はかすり傷」
よく聞く言葉ですね。私も何人かに言われた覚えがあります。
終わらせてしまうぐらいなら、一回無くしてしまうのも一つの手なのかなと思う反面、それができたのは当時の私が全部といえどそこまで無くすものがなかったからだったのかなとも思ったり。

ジターバグはほんとに素敵な曲だし、そのまま解釈してもめちゃくちゃわかりやすい歌詞でそこから考えられたことはたくさんあったけど
歳や立場が変わってくるとまた「そう簡単にいうけどさ…」って思うんでしょうね。

その思いこそが、今を迷わせてるたった一つの事になって、いやでも、、
とか考えてたら結局キリなくなって笑えてきた(;・∀・)
笑えてるなら結果オーライということで、今回はこの辺で~


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