伝えたい歌

最近、例の国の紛争のニュースで、テンションがあがらないでいます。
それまで住んでいた土地から強制的に連れ去られたとされていますが、遙かな時をへて、また戻ってきたときには別の民族が住んでいました。

その人々を攻撃して、強制的に追い出せば、誰でも恨むでしょう。
住んでいる人達になんら罪はありませんが、勝手に建国した指導者と、その国を認めた国には重たい罪があると思います。こんなに哀しいニュースはありません。

ここ数年、流れていく音楽、歌を聴いていても心に響いてこないので、なぜだろうと思っていました。メロディもサウンドもボーカルもよいのになぜだろうと不思議に思っていました。

テレビで懐かしい歌の特集をやっていてわかりました。
私は、情念、心を込めて歌っている、人間くささを感じさせるグループやシンガーが好きなんだと。

楽器も生で奏でているから、サウンドも心がこもっています。

現代は、逆にそういう音楽、歌は受け入れにくいものなのかもしれません。
うっとうしく、重たいものとして感じるのかもしれません。

高校時代から今に至るまで、何百曲も歌をつくり続けていますが、シンガーソングライターになりたいからではなく、自分自身、自分自身の心を伝えるためにつくり続けてきました。だからこそ、好きな歌だねといわれると、歌のことをほめてくれたことに喜びを感じたわけではなくて、私を受け入れてくれた、わかってもらえたんじゃないかと、なんとなくそう思えて、すごくうれしくなります。

だからこそ、私の歌が好きだといってくれた人とは、異性、同性に関わらず、長くつきあっていける人だと思っています。

そういう、私の情念を込めた歌と演奏です。

星谷光洋 CREATIONより。「HAPPY‼」。

※トップ画像は星谷光洋の弾き語りLIVE