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松下幸之助

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「法と経営学」の観点から、松下幸之助の金言を読み解きます!
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2019年8月の記事一覧

松下幸之助と『経営の技法』#197

8/30 1人が適所に立てば ~1人の人が適所に立てば、会社が繁栄する。適材を、年功序列によっ…

芦原一郎
4年前
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松下幸之助と『経営の技法』#196

8/29 危険なのは社長 ~労働組合が会社を潰すのではない。危険なのは、社長や忠実な番頭であ…

芦原一郎
4年前
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松下幸之助と『経営の技法』#195

8/28 生産半減と徹底販売 ~人員半減でなく、生産半減で資金を浮かす。時節を待ちつつ、徹底…

芦原一郎
4年前
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松下幸之助と『経営の技法』#194

8/27 給料全額返上 ~責任の自覚、責任の完遂に対する信賞必罰が必要である。~  私は本年…

芦原一郎
4年前
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松下幸之助と『経営の技法』#193

8/26 覚醒させる役割 ~経営規模が大きくなるにつれて、健全さを覚醒させる役割が重要になる…

芦原一郎
4年前
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松下幸之助と『経営の技法』#192

8/25 情報を生かす ~集めた情報に的確に対応できるか。情報化の推進には経営力が欠かせない…

芦原一郎
4年前
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松下幸之助と『経営の技法』#191

8/24 会社の分に応じた人材 ~人材は優秀すぎても困ることがある。会社の分に応じた人材がいいのである。~  私の経験からいうのであるが、人は、その会社にふさわしい状態において集めるべきだと思う。あまり優秀すぎても、時として困ることがある。こんなつまらん会社がと思われるより、この会社は結構いい会社じゃないかといって働いてくれる人のほうがありがたい。分に応じた会社に、分に応じた人材ということでいいのであって、あまり優秀すぎる人を集めすぎても、かえってよくない場合があることを

松下幸之助と『経営の技法』#190

8/23 ポストと実力 ~経験を積んだベテランだからといって、そのポストで実力を発揮できると…

芦原一郎
4年前
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松下幸之助と『経営の技法』#189

8/22 かけひきなしの交渉 ~できる限り、平易にものを見る。交渉事も、かけひきなしで臨む。…

芦原一郎
4年前
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松下幸之助と『経営の技法』#188

8/21 力の範囲 ~会社の実力の範囲で経営をする。自身の経営力の範囲で経営をする。~  業…

芦原一郎
4年前
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松下幸之助と『経営の技法』#187

8/20 マイナスの戦力 ~戦力としてマイナスになる人も抱える。あらかじめその覚悟をしておく…

芦原一郎
4年前
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松下幸之助と『経営の技法』#186

8/19 能力の集中と分散 ~人間の能力には限度がある。能力の分散は、それぞれの仕事を粗雑化…

芦原一郎
4年前
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松下幸之助と『経営の技法』#185

8/18 初段の商品 ~なぜ初段の商品を二段に、さらに三段、四段にしようとしないのか。~  …

芦原一郎
4年前
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松下幸之助と『経営の技法』#184

8/17 人は任され、発奮する ~仕事を任され、燃える人たちが協力しあい、目標に向かう、時1+1は3にも4にもなる。~  生来、あまり丈夫な方ではなかった私は、独立して電気器具の製造を始めてからも病気がちで、寝たり起きたりの半病人のような姿で戦争のころまで仕事にあたってきました。  ですから、自分で先頭に立ってあれこれやりたいと思っても、なかなか思うようになりません。そこで、いきおい、然るべき部下の人に任せてやってもらうことが多かったのです。また任せるについても自分がその