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第71怪~切り咲きジャップ~鏡町七人ミサキ、、現る!考察怪①

昨年10月、下北沢Club Queから始まった『切り咲きジャップ』。鏡町の都市伝説シリーズとして、第1話は赤マントを主体とした話、そして第2話は先日行った『鏡町七人ミサキ』になる訳だが、この演劇本公演を目劇いただいた共犯者は勿論のこと、演じている出演者でさえ、頭の中で言葉の変拍子にうなされていたのではなかろうか?SNSで色んな感想をいただいて、全く理解出来なかったけれど面白かったや、自分の人生に重ねてみて感情移入した等、それを閲覧するにあたり「ニヤリ」とする瞬間が度々あった作演であります。

そんな魔都・鏡町に迷い込んだ罹患者諸君に、今回、処方箋を出してあげますので、薬が効いたか効くまいかは、自身の解釈との擦り合わせで確認してくんなさい。まあ鏡町の藪医者が出す薬デス。当てにはなりませんがね。

それでは演劇本公演を目劇していただいた方は、海馬に刻まれた風景を思い起こしながら、そして台本(パンフレット)と照らし合わせてご覧ください。え?演劇本公演も観てなけりゃ、台本も持ってないよ?という奇特な方デスか。そんな方はストロベリーソングオーケストラ公式サイトにある痛販処で台本を処方して貰ってください…

鏡町七人ミサキ、、現る!考察

まず、昨年10月から、このジャップシリーズを制作するにあたり、ジャップ役を虫佐に演じて貰う事になったのだが、このジャップを作品に登場させるきっかけが実は非常に絶妙で、チョロっと登場するからスパイスが効いてくるというか、まあ、世にも奇妙な物語のタモさんみたいなイメージかな。ストーリーテラーじゃないんだけれど、場の筋を多くは語らないメッセンジャーというか。

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この【仮分数のヒトビト】では、ストロベリーソングオーケストラや伝説のコント集団・ストロベリーソングオーケストラ野球部、僕が飴彩里沙羅と行っている瀉葬文幻庫に纏わる秘話、そして毎回何かしらのレアな付録が憑いてきます。 共犯者の方は生ビールを一杯呑んだつもりで定期購毒、毒者と成り果ててください。(月に4~5怪の更新になります)

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