見出し画像

第64怪〜さあさあお立ち会い!切り咲きジャップが始まるヨ!

お憑かれ様デス!
一ヶ月に一回定期的に通う『無呼吸外来』の診察にてかれこれ数時間、馬鹿程待っている待合室での宮悪戦車デス。予約入れとるのに!!

無呼吸外来、、お前はすでに死んでいる!と言われんばかりの重々しいフレーム

そもそも病院に到着してビックリ!
ドラクエIIIの発売日?てなくらいに、建物をぐるりと廻る程の人。まさに人の海!人の海!!老若男女問わず300人位並んでたんちゃう?

って何デスのんコレ?と列の先頭を見ると、、あー、なるほど。PのCのアレの検査デスか。故にスタッフが色々割かれてもうてて混んでるんかな。医療関係の方々、本当に毎日ご苦労様デス。

さて、そんな御時世ではありますが、ストロベリーソングオーケストラ、3月に行う演劇本公演『切り咲きジャップ~鏡町七人ミサキ、、現る!』のフライヤーが完成致しました!!声を大にして叫びたいデスが、しっとりと宣伝させてください。

見よ!この昭和テイスト外連味タップリな鏡町ワールドを!

コチラの公演はイープラス、そして秘密倶楽部アニマアニムスにて販売中であります。

今日はこのフライヤーをビールでも呑みながら眺めていただき、どんなお話になるのか?皆さんで予想して逝きましょう!

まず、今怪のタイトル『鏡町七人ミサキ、、現る!』デスよね。
都市伝説や怪談等、そういった話が好きな方には馴染み深い【七人みさき】をモチーフにしたお話となっております。

七人ミサキって何?ってな方はコチラを参照。

決してキャプテン翼の岬太郎君が実は7つ子だった!というアンビリーバボーな話では無い、恐怖、怪異譚の一つであり、この話を現代版にした『渋谷七人ミサキ』というお話もあり、僕、以前、声仕事でこのナレーションも担当した事があります。

そんな都市伝説の一つである『七人ミサキ』の鏡町版デスよ。
もう、コレだけで、数人の共犯者諸君は「ほう、ほう」と、まるで耳憑|《みみづく》が森の中で鳴くように頷いておるのではなかろうか?

西洋は七という数字を絶対性や完成性を意味しますが、日本は古来より仏教の流れを組み、奇数である一、三、五、七、九の(九)苦しむの手前の七を最高位に捉える考え方が多いイメージデスよね。

お釈迦さんが産まれて直ぐに七歩歩いて、ろくでなしブルースの前田君のキメ台詞「天上天下唯我独尊」を言ったとか、日本一有名な遠距離恋愛譚の七夕や、七福神とかもそうやな、なんせ七をラッキーナンバーにしますよね。パチンコでも777でラッキースタート。444で交換ナンバー。っていつの話や。

が、日本の仏教では、四十九日の黄泉の世界、丹波哲郎で言うところの「大霊界、死んだらどうなる?」では七日区切りで七人の裁判を行う言い伝えもあったり、その他、七不思議とか、なんかこう七という数字が異界との連絡路にもなっている気がします。映画「セブン」でも七つの大罪をテーマにしたり。

となると、まず、この七という数字に表裏があるよなあ、表裏、、ほう、ほう、まさに鏡町の世界観そのままやないか!という訳で「七」に纏わる話、そう、有名な七人ミサキをセレクトした次第であります。

次いで、登場人物を見て逝きましょか?

ほう、ほう、、。中々皆さん濃い面々が揃っておりますなあ。

まあ、一番右端でデデーンと鎮座しているのは、この物語のタイトルにもなっておる《切り咲きジャップ》デスね。今怪も疫馬車虫佐が演じる訳デスが、アレ?良く見たら鏡町テレビの画面にどこかで見た事がある人物が鬱ってますよね、、。ほう、ほう。となると、今怪の物語、あの男も登場するのデスか?

ってなると、、アレ?
白眼剥いて、見つめあう視線のレーザービーム飛ばしている、この女性は??

って、鏡町で起きる幾つもの事件の点と点が繋がって逝きますよね。
その中で、真ん中に突っ立っている背広姿の男。彼は一体この混沌とした世界で何を目劇しようとしているのか、、。

黒衣の三羽鴉、そして鏡町より死神三寸離れた区画にて書肆を営む《瀉葬文幻庫》も登場するのか?白衣の男はどんなメスを以てこの事件を切り裂く?と、色々推理してしまいますよね。

僕は本を書く時に、常日頃、現代社会に於ける闇を病みに変換し、コトノハとして紡いでおります。
今怪のキーワードは「鴉」になってます。お越しになる方は「鴉」を気にしながら観てください!

あらすじ
魔都・鏡町に新な事件が発生する。
鴉の群れが人間の言葉を発し、鏡町のあらゆる場所で噂話を交わすのである。何故、鴉が人間の言葉を交わしだしたのか?
鴉が騒めきだした明け方に必ず鏡町の電波塔に縊死体が発見される。その縊死体の顔は削り取られ、指紋も消され、胸元に数字が刻まれているのである…

稽古風景等、またちょくちょくとUP出来たらと思います。
鏡町座組で一生懸命作っておりますので、3月12日、13日、皆さんのお越しをお待ちしてますよ!!

今日はココ迄!

ココからは怪員特典になります。
2015年、渋谷グラッドでのライヴより「サラバ死ネマ」という曲になります。
ドラマーがかまちょ、鍵盤にしょこちゃんというレアな影像デスよ。僕も細い!!(涙)

ここから先は

0字
この【仮分数のヒトビト】では、ストロベリーソングオーケストラや伝説のコント集団・ストロベリーソングオーケストラ野球部、僕が飴彩里沙羅と行っている瀉葬文幻庫に纏わる秘話、そして毎回何かしらのレアな付録が憑いてきます。 共犯者の方は生ビールを一杯呑んだつもりで定期購毒、毒者と成り果ててください。(月に4~5怪の更新になります)

お憑かれ様デス! このマガジンでは関西アンダーグラウンドシーンで活動する、見世物パンク一座・ストロベリーソングオーケストラの座長である【…

お憑かれ様デス!やってて良かったnote! アナタのお気持ち(サポート)宜しくお願いします! いただいたお気持ちは今後の執筆活動・創作活動にドバっと注いで逝きます!!褒めたら伸びる子なんデス(当社比)