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第140怪~新團員加入ノオ知ラセ

皆さんお憑かれ様デス!
ポケモンスリープにて新團員をGETダゼ!

という訳で、鏡町ではかなり久々な正式ドラマーが加入いたしました。

水鼓 佑児(みつづみ ゆうじ)

デス。
共犯者諸君、宜しくお願いします。

水鼓 佑児

いやー、ストロベリーソングオーケストラ、新ドラマーが加入したのは8年振りかな。ストロベリーソングオーケストラのドラマー達は皆職人級の人達ばっかで、今怪加入していただいた水鼓 佑児(これからは佑児と呼びます)もキレッキレのドラムを叩く猛者であります。今怪、加入していただいた経緯を簡単に説明して逝きましょう。

5月にテラヤマ迷宮譚の演劇公演を行ったじゃないデスか。その公演のちょい前くらいに、長年サポートで入ってくれていた、りょう君が6月のロクサミ、ベアーズの出演が諸事情で厳しくなってしまい、それはピンチ!と急遽、ピンチヒッターで入ってくれたのが佑児でした!

で、お願いしなければならない曲が総数で13曲!1か月ちょいで13曲でっせ!僕なんか自分の曲を覚えるのに1曲1か月かかるっていうのに(涙)

ライヴ迄のスタジオであわせた回数が計3怪!よー、そんな僅かな期間で覚えていただきまして、無事昼・夜で行ったライヴも終わり、皆で労う為のアルコール摂取、所謂ライヴの打ち上げにて、そう、アホの犬拐とアホのもっちゃんがアホみたいな注文の仕方をした深夜の磯丸水産で、一かバチか聞いてみたのデス。

「Youさー、はいっちゃいなよ、ストロベリー」
渦中のJ氏っぽく、佑児に迫るJ氏ならぬZ氏。まあ、佑児は色んなセッションバンドも行っているので忙しいだろうから難しいかもなと思いながら返ってきた言葉が

「しゃかりきコロンブス!」とは言わんが、「え、僕でいいんですか?じゃ宜しくお願いします」だったのだ!!

そう、打ち上げ人数8人位でお怪計8万円ぐらいした磯丸水産の打ち上げにて、見事佑児を釣り上げた次第だったのデス!

サポートをずっとやってもらったりょう君にはとても感謝しております!が、やはり正式メンバーが欲しい鏡町!このタイミングでバトンタッチとなったのも、これまでりょう君が繋いできたくれたドラムプレイがあったから活動を止めずに続けてこれた因果応報だったと思っております。

これからどんな音楽が産まれ、どんな演劇公演が出来るのだろう?と今からドキがムネムネしております(ちなみに佑児は劇団のバンド編成でも叩いていた経歴があるので、今後の演出面でも実験が出来そう!)

皆さん、引き続き宜しくお願いしますヨ!

さて、ここからは毒者限定記事デス。
過去に行ってきた演劇作品、記録影像が残っているもの、残っていないものがあり、どこを探しても見つからない演劇作品がありまして、その作品のタイトルが『影切のオルグ』という作品なんデスね。

この作品は当時、ブッキーと詩母君のWキャストで作品を作っており、自分自身のコピー、そう、影に逢う〈影逢-AI-〉が人間世界を乗っ取る作品でした。中々面白い作品だったのデスが、コレがどこを探しても記録影像が見つからんくてデスね、、。

当時の舞台も面白い構造で、最近の公演を観てくれた共犯者諸君だったら説明しやすいのデスが、『口裂け女とメリーさん現る!』に似たような客席に花道がズドーン!と設置されたモノでした。この花道で演技をしていた当時の詩母君や千夜子に突然流れるはずの無いBGMを流したりしてドッキリ仕掛けたりして面白かったんデスけどね、、。

という訳で、当時の『影切のオルグ』の戯曲をおこして何回かに分けて連載していきたいと思います(Oi!そんな時間あるんか??)
これ、いつか現役者でラヂオドラマみたいなんやってもオモロイかも(だから、そんな時間あるんか?!)当時のフライヤーも発掘したのデスが、生き残ったメンバーが僕、ブッキー、虫佐しかおらん!(よく見たら良寛の名前もある!)

それでは不条理の影逢の世界へ!

当時のフライヤー表面
当時のフライヤー裏面


影切のオルグ


登場人物

貴婦人
吟遊詩人
影切師1 影切師2
影1 影2 影3 影4
王様
団地妻
サラリーマン
探偵

【1】

  1. この演劇は3つの舞台に分かれて構築される

  2. 舞台A(常設ステージ)、舞台B(架設)、舞台C(舞台Bからの花道)。舞台Cの鼻先には黒電話が台に置かれ、うっすら浮かび上がっている

  3. 舞台照明、客入中は全体薄暗い青場。舞台Aと舞台Cの動線、ランタンを持った影達(山高帽、外套が理想)が行き来しては電話を取り、首を傾げ、再び舞台Aに戻る一連の動き

  4. 場内は研ぎ澄まされた空気の中、重い波動、時折、電話のベルの音が聞こえる

  5. 開演が近づくと共に、電話のベルの音が次第に大きくなり、影達の一連の動きも早くなる。その影に紛れ、黒礼服に身を包んだ貴婦人風の女性が電話を取った瞬間、場内の音、照明、ランタンの火が一斉に消え、受話器を持つ貴婦人だけがぼんやり照らされる

影切のオルグ 舞台

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この【仮分数のヒトビト】では、ストロベリーソングオーケストラや伝説のコント集団・ストロベリーソングオーケストラ野球部、僕が飴彩里沙羅と行っている瀉葬文幻庫に纏わる秘話、そして毎回何かしらのレアな付録が憑いてきます。 共犯者の方は生ビールを一杯呑んだつもりで定期購毒、毒者と成り果ててください。(月に4~5怪の更新になります)

お憑かれ様デス! このマガジンでは関西アンダーグラウンドシーンで活動する、見世物パンク一座・ストロベリーソングオーケストラの座長である【…

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