第164怪~帰ってきた日本暗黒化計画本編回想録
お憑かれ様デス！
こう見えて連日何かと追い込まれている、まるでX JAPANの紅の主人公・宮悪戦車デス。オマエは走り出すぅぅ何かに追われるよう～♪と、あきらかに「何か」というのはあらゆる〆切であったり、毎月の支払であったり。
そんな非ROCKなネガティブパンク発言はそれくらいにしといて、ここからはポジティプパンク、略してポジパン魂全開、遊びはここで終わりにしようぜ！と、本日も火曜日配信【仮分数のヒトビト】をお届けして参りたいと思います。
早速デスが、コチラ、前怪のnoteの記事となっております。
反響が良くて嬉しい限りデス。毒者登録していただいた皆さんありがとうございます！
毒者登録していただいた方は限定記事も読め、過去のアーカイヴもゴッソリ閲覧出来ますので、ソチラも読んでみてください。
本編に逝く前に、先日の土曜日、21日に新曲『鵺的なミザリー』が各音楽サイトにて配信されました。コチラ、Youtubeの影像共々チェックの程宜しくお願いしますヨ！
さて、ココからは前怪の続き。
前怪は1月14日の真っ黒な日曜日にお届けした【怪帰大作戦～帰ってきた日本暗黒化計画】の本編迄の怪帰演劇なるプロローグの部分をお届けしたのデスが、今日は本編の模様や楽屋の模様、レアなリハーサル風景？などなどお届けしようかと思いますので、毒者登録の方宜しくお願いします。
今怪の怪帰大作戦～帰ってきた日本暗黒化計画、出演者がまあ例年よりも更に濃いカルトな面子でして、まさに日本暗黒化計画に相応しい面々が揃った怪でした。ちなみに前怪行った暗黒化計画は2018年。初めてオーケンさんが怪帰大作戦に登場していただいた怪デスね。その時のフライヤーはコチラ。
怪帰大作戦
日本暗黒化計画
この時も大概でしたけどね…
そっか、インビシもこの日限定復活で登場して貰ってるんデスよね。懐かしいデスね。
この日の絶望苺楽團のセトリはコチラ。
・マタンゴ
・人として軸がぶれている
・おおもうけバカボン
・君は千手観音
・僕の宗教へようこそ
・日本暗黒化計画
でした。このセトリを当時オーケンさんに受けていただいたのは本当に奇跡だったのかもしれない！だって2018年に1980年代の曲「おおもうけバカボン」が聴けたんデスよ。オーケンさんもこの時「この曲を良くやろうと思ったねえ」って仰ってましたしね。
と、その時の回想録はまた後日どこかで話すとして、今怪の帰ってきた日本暗黒化計画。
ジャンルは違えど、出演者、そして目劇者の根底に持つそれぞれの【闇】が集結し、皆が一日限りではあるが暗黒に染まる貴重な日。世間では共通一次試験…あれ、なんて言うんだっけ？センター試験？あら？なんやった？まあ、なんせ、試験がある日に、ニンゲン失格とネガティブになっていたモノ達が蜘蛛の糸をよじ登るニンゲン合格を勝ち取る試験日。それがこの日本暗黒化計画なのデス。
そんな帰ってきた日本暗黒化計画の１発目を飾るのは…
千切った小指は幾数本、鉄火場に咲き乱れる曼殊沙華に血を啜った匕首が絡みつく、岡山が放つ問題児・任侠ロック！
匕首蝮
怪帰大作戦
帰ってきた日本暗黒化計画
実は数年前から、匕首蝮｜《どすまむし》の存在は知っていて、Youtubeで色んなMVを観たりして一度共演してみたいなと思い声掛けさせていただいたら、匕首蝮のボスだからボスマムシ？な、トモタキさんからの鉄砲玉が毒電波舎事務局にかちこんで来て「死んでもらうぜ！」と快諾して貰いました…と、実は見た目に反して、アニアニにもこっそり遊びに来ていただいたりと、実はとても物腰が柔らかい…あ、コレ、営業妨害になるのか？し、死んでもらうぜ！
開場時、ホールには背中に菱形の代紋を背負った匕首蝮のファンの皆さん、通称「舎弟」の皆さんがゾロゾロ集まっているのを楽屋モニターで確認。
この怪帰大作戦でいつも良いなあと思うのが、各出演者のファンの皆さんが、その出演者のバンドＴシャツを着たり、グッズを身に憑けたりしてイベントにまさに参戦する訳じゃないデスか。ストロベリーソングオーケストラの共犯者諸君はそれこそ腕章をつけてくれてたり、過去の怪帰大作戦のＴシャツを着てくれたり、ストロベリーのＴシャツを着てくれたり。
その光景が凄く良いなと思うんデスよね。ここ数年なんかはその光景を見るだけでジワっと目頭が熱くなるというか。匕首蝮の出入り？ライブの呼び名はなんて言うんだろ？背中に代紋を背負った舎弟達が匕首蝮の登場BGMと共に大歓声を投げかける訳デスよ。それにつられて犯行現場に居合わす皆が大声援する…
これ、数年前までは当たり前の光景だった訳じゃないデスか。
それが2020年、2021年、2022年と奪われてきた訳デスよ。昨年2023年１月に怪帰大作戦も復活した訳デスが、その当時も探り探りで「あれ、コレって声出しOK？」みたいな感じですすめてましたしね。
そんな当たり前だった光景も遂に帰ってきたんだなと思うと、これまた熱いものがこみ上げてくるというか、なんちゅうか。
匕首蝮の登場BGMがキングクリムゾンの２１世紀の精神異常者。
そこからのMC無しの任侠ロックというのか、アウトローロックというのをガツンとキメてくれたので一気に犯行現場のボルテージが高まりましたねえ。後方で観たり、袖から観たりして普通に「カッコええ！」と声に出していました。
２番手。
地獄で黙す事幾数年。三日月にぶらさがり、地下都市流行歌の皇太子が帰ってきた！人間道の亡者共は口を揃えて叫ぶ、私を地獄に連れてって、と。地獄の水先案内人！
ワンダー久道
怪帰大作戦
帰ってきた日本暗黒化計画
ワンダーとは2017年に、ワンダーが前に所属していたスキッツオイドマン、そして首振りDollsとストロベリーソングオーケストラの３バンドで『怪帰大作戦～死國地獄巡り通夜』で、福岡～松山～高知～徳島～香川～大阪～名古屋を廻った事もあり、2020年の『怪帰大作戦～六道地獄巡り』にもスキッツオイドマンで参加してくれており、彼がスキッツオイドマンを脱退してから構築していったソロ怨源をYoutubeで聴き、是非とも怪帰大作戦に帰ってきて欲しいと思い声掛けしました。
怪帰大作戦ってなんかこう轟音揃いのバンドが集結しているイメージを持ってる人も多いやろうけれど、そこはノンノンノン。怪帰大作戦はオール電化ならぬオール変化。それこそ轟音なバンドも出るし、ジャガーさんみたいな宇宙人も参加してくれたりする特殊なイベント。こんな怪異な音楽イベントを毎年行っているのは怪帰大作戦だけだと一応西日本では思っております(冷汗)
ワンダーのステージも袖からと後方からと観てたのデスが、今怪、ワンダーのサポートメンバーのうち２人が鏡町に片足突っ込んでいるメンバーのお二人なので、それも相成って素敵な地獄を観る事が出来ました。
まあ、この曲を渡されたサポートメンバーの皆さんが一番地獄を体験しただろうに…この日の出演者の中で一番変態音楽を醸し出していたのは間違いなくワンダー久道だと思いますが、目劇者の皆さん如何でしょうか？どうやってあの変拍子覚えれるんや？？
３番手。
未だ朝の８時から朝の８時迄山崎製パン工場で勤務をする傍ら、月に一度は激しく某学会員と激しく殴り合っている完全無欠のレゲエアーティスト、皇居に向かって敬礼！無所属廃人！
鳥肌実
怪帰大作戦～帰ってきた日本暗黒化計画
カレーの匂いが充満しだした味園ユニバースに鳴り響く、貧乏不遇欲情空腹の経文。
今迄の音楽を掻き消すこの経文は次第に、けたたましくサイレンの轟音に包まれ、講壇と化した味園ユニバースの舞台にミスター玉砕の姿が映し出される。
そこからは鳥肌実ワールド炸裂。
もう鳥肌さんとはかれこれ２０年来のお憑きあいだが、歳を増すごとにお身体の方も某GODの呪いなのか、見た目も近づいてきておられるとの事を本人様も演説中仰ってましたね(笑)
鳥肌さんとはこのイベントでご一緒するのは何度目なんだろうか？
ストロベリーソングオーケストラ、アーバンギャルド、鳥肌実ってなイベントもやったし、ストロベリーソングオーケストラ、グルグル映畫館、鳥肌実ってなイベントもやった。僕の店のアニアニでも数回鳥肌さんにイベントをやってもらってたりする。
この怪帰大作戦の怪勤メンバーである首振りDollsの存在を教えてくれたのも鳥肌さんである。
ある日、鳥肌さんから電話がかかってきて「座長！今、九州に来ているのデスが、いやあ座長にも紹介したいバンドを観ましてデスねえ」と教えて貰ったのが首振りDollsだった。
で、その電話から幾時間か経った頃、大阪でのあるイベントで偶然一緒になる奇怪があり、そこで観た首振りDollsのライヴに衝撃を覚え、そこからのお憑きあいとなる訳なんデスよね。なので、鳥肌さんの電話が無ければ、僕は首振りDollsと出会って無かったかもしれないし、怪帰大作戦も無かったかもしれない。だから鳥肌さんはこの怪帰大作戦の何らかの立役者なのかもしれないのデスよ。まあ、当日は開始５分でネタをやり切ってしまったと仰ってましたが(笑)
鳥肌さんとのエピソードは数えきれない程あるので、また今度のYouTubeメンバーシップ「怪帰蒐集友の会」でもお話しようかと思うので、トークライヴを観にいこう！位のテンションで登録してくれたら嬉しい次第デス。
怪帰蒐集友の会
コチラから登録出来ます。
↓↓↓
４番手。
鏡地獄の球体で胎児よ胎児よ、何故踊る！と、踊れクソガキ共を警鐘に、人々の頸椎を破壊すべく日々全国暗夜奇行、地震、雷、火事、悪魔、北九州が誇る鬼！
首振りＤｏｌｌｓ
怪帰大作戦
帰ってきた日本暗黒化計画
怪帰大作戦に毎度来られている目劇者の皆さんはお馴染み、北九州の悪魔、首振りDolls！もう彼等無しではこの怪帰大作戦は語れませんよね。
2016年の小倉FUSEから始まった怪帰大作戦から怪勤賞の首振りDolls。
もう彼等とは幾度となくステージに立ってきましたが、毎年ありえないくらいにデカい存在になっていってるのが目に見えてわかるので、今のうちにゴマを擦ってだな、首振りのバーターとして未来永劫、ストロベリーを使ってもらおうと…と、そんな冗談はさて置き、3ピース完全丸腰スタイルでのあの音圧、そしてロックンロールを貫き通している唯一無二の世界観には毎度感服でございますよ。
まあ、毎年怪帰大作戦が終わったら打ち上げにてnaoちゃんに「この日は空けといてよ」と言ってますので、僕が急逝するか、ストロベリーが経営破綻しない限り怪帰大作戦は続けていく筈？なので皆さん来年の暦に早速赤マルは憑けておきましょう。
naoちゃんに今怪の出番というか出順をLINEで連絡した際、naoちゃんから「大事なところだ！頑張ります！」と返信があり、怪帰大作戦に向ける熱い思いも感じられました。当日のMCでもnaoちゃん言ってたもんね「ようやくこの出順まで来たぜー！」と。主催者からしたらこんなMC嬉しいデスやん。僕も袖で観てて感動してしまいましたよ。
と、ここからは毒者限定記事になります。
まだ毒者登録していな方は登録してからご覧ください。
毒者限定記事の前に今後の鏡町の犯行予告デス。
瀉葬文幻庫
２月２５日(日)
＠名古屋金色鮫
w/松原タニシ(事故物件芸人)
ストロベリーソングオーケストラ
３月２３日(土)
＠心斎橋サンホール
※クラッシュオブモード
３月３０日(土)
＠寺田町ファイヤーループ
※SAISEIGAとの２マン
４月６日(土)
＠名古屋ミュージックファーム
※SAISEIGAとの２マン
４月７日(日)
＠下北沢ReG
※SAISEIGAとの２マン
それでは毒者限定記事の方へ…
お憑かれ様デス！やってて良かったnote！ アナタのお気持ち(サポート)宜しくお願いします！ いただいたお気持ちは今後の執筆活動・創作活動にドバっと注いで逝きます！！褒めたら伸びる子なんデス(当社比)