見出し画像

シンガポールでの住まいの見つけ方

現在私はシンガポールに移住してから2年4ヶ月ほどが過ぎようとしているところです。このコロナ禍で大きな変化であった不動産の賃貸について深く探っていきます。一言で言えば、シンガポールで住まいを探すのはコロナ前よりもレベル感はかなり高くなりました、、

シンガポールのコンドミニアムの家賃の上昇で今年の2022年5月の前年同月比にて18.1%上昇し、郊外の賃料は19.7%上昇した

5月のコンドミニアム、HDB賃料は上昇、賃貸戸数も増加:AsiaX

こちらから分かるようにシンプルにその理由は家賃が上がったからです。そこで私が2年過ぎほど滞在したシンガポールで反省も踏まえてどのように住まいを見つけたかをシェアしていきたいと思います。

まず住まいの形態としてシェアハウスと個人でコンドミニアムを契約するという方法があります。主に家族で(主に旦那さん)駐在員で来られる方はご自身でコンドミニアムを契約する場合がほとんどで、現地就職などで単身で来れれるはまずシェアハウスを探すことが多いです。

私自身こちらの両方の住まいを経験してきましたので、今回はそれぞれの住
まいの仕様のメリットと注意した方がよい点についてまとめていきます。


① シェアハウスについて

まずシェアハウスを探す上で日本人向けにテナントを募集しているウェブサイトとローカルを含むものの2種類があります。主な日本人向けのウェブサイトは下記となっていまして、今回はこちらに焦点を当ててお話します。

ー お役立ち賃貸シェアリサーチ

ー MixB

https://sin.mixb.net/accommodation

 こちらのウェブサイトは現在のテナントが日本人である又は日本人のテナントを募集したいオーナーが投稿していることが多いです。個人的にシンガポールで初めの部屋探しの際は、まず上記から探すことをおすすめします。こちらは以前日本人のテナントが滞在したお部屋がほとんどであるため、日本人への理解があることが主な理由です。


また一般的なシェアハウスに住むメリットとしては、

1.1 個人でコンドミニアムの契約を結ぶよりもコストが抑えられる
個人で契約する場合ではWifiやPUB(電気、ガス代)は個人負担ですが、シェアハウスの場合はテナントの人数分で割り勘又は家賃にPUBが込みの2パターンとなっています。そのためコロナ禍であっても月1000ドル前後で借りられるお部屋も多いです。

1.2 短期間でも滞在できるところが多い
契約期間はオーナーの意向にもよりますが、シンガポールでの法律に基づいて最低半年からの短期間で借りられるところが多いです。そのためシンガポールでの残りの滞在期間が限られている方やシンガポールに来られたばかりでひとまず住まいを見つけたい場合は、シェアハウスを選んだ方が融通がききやすです。


一方で気をつけた方がいい点は下記となっています

1.1 住居人との相性
そこに住んでいられる方とうまくやっていけそうかを確認することは大切です。そのために事前に何名がそこに滞在しているか、その方の性別や雰囲気などを確認しておいた方が良いです。またそこの家は住居人が頻繁に入れ替わるかなども事前に確認することで、そこでの向き不向きも考えておくべきです。


② コンドミニアムを個人契約(ユニット単位で借りる場合)する場合

まずシンガポールの不動産コンサルタント大手のPropertyGuru Singaporeのウェブサイトが地元の人からも最も使用されていて使いやすいウェブページです。

Property Guru

https://www.propertyguru.com.sg/

私自身こちらの業者のウェブサイトからいくつかの物件を比較して、2020年8月から現在まで友人一人とあるコンドミニアムに滞在しています。また現地で様々な日本人の方とお会いしましたが、駐在員で家族も一緒に来られている方の大半は個人でコンドミニアムの契約を結んでいる状態でした。

そこで個人でコンドミニアムの契約をするメリットは下記のようになっています。

1 個人または一緒に住んでいる人と一緒に家のルールを決められる
シェアハウスではゲストを呼べ武ことが禁止のところや呼べる際でも事前に連絡をするなどのルールがあるところがほとんどです。ただご自身で契約する場合は、特にそういった既存ルールを気にせずにゲストを呼べることが主な利点です。また個人的にはリビングルームなどの共有エリアの制限もなく使えるところが良い点でした。

2 住める地域や家のオプションが広がる
ユニット単位で借りる前提であれば、部屋単体よりも多くの物件から選ぶことができるため、自分自身で住みたいエリアの物件を選びやすい流れとなっています。


一方でこちらにおいて気をつけた方がいいことは下記となっています。

1 契約期間や賃金において責任が生まれる
個人で契約する場合は不動産エイジェントが仲介となって、オーナーとの間でどのくらいの価格で物件を借りるかやその期間を話し合います。そのためもし賃貸中に一家賃の支払いやその期間に問題が起こった場合(勤めている会社でリストラにあったや急遽日本に完全帰国する必要ができたなど)は、その残りの期間の支払いも個人に責任がかかってきます。こちらは原則契約期間内の家賃は支払い続ける義務があるためです。

もちろんシェアハウスの場合でもそのようなことが起こった場合は、支払い義務はあるのですがオーナーさんによっては次のテナントが見つかるまで支払いをするや先1ヶ月分のみ支払いをすれば良いなどと免除をしてくれることがあります。

2 今の賃貸期間の更新時に家賃が大きくあげられる場合が有り

たいていの場合はコンドミニアムは1年ほどで契約することが多いですが、最近ではその更新時には2割以上現在の家賃から引き上げられる場合もあります。こちらは冒頭のシンガポールでの不動産価格が上がっているため、オーナーが賃貸価格を引き上げる傾向にあるためです。ただ永住権を持っていない方が長期的に契約を結ぶことはリスクはありますが、その点も踏まえて今の契約期間を考えるべきです。


今回はシンガポールでの住まい探しについて個人の経験も踏まえてシェアいたしました。特にこちらからシンガポールへ移住しようとしている方には、少しは参考になるところがあれば嬉しいです!




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?