タウンズビル市長との対談にて
先日、タウンズビルの市長であるジェニーヒール氏と対談する機会を作れました。
目的はシンプルにタウンズビルという街のよさをもっと日本人に知ってもらいたので、そのことについて市長と話をしたかったためです。
正直なところ実際に会ってくれるかは半信半疑でしたが、思いっきりメールをすることにしました。それから約3週間後くらいに市長のアシスタントから、市長は喜んで会いたいとのメッセージを受け取りました!それと当日は用意される時間は30分で、対談はジェニー氏のオフィスで行われるとのことが書かれていました。
何を話すかはあらかじめ用意していましたが、予想通り対談の当日になるとかなりの緊張感がありました笑
実際にアシスタントに招かれてジェニー氏のオフィスに入るとその緊張感は一気に消えました。というのもジェニー氏はとても物腰柔らかく、初めに握手で歓迎してくれたからです。
ここでは主に3っのトピックについてジェニー氏と話しました。
➀ 日本でよく使われているソーシャルメディア (SNS)
ジェニー氏は日本人がどのようなSNSを普段使っているかにかなりの関心を持っておられました。例えばオーストラリアではやはりフェイスブックが友達や家族とのやり取りで一般的な手段です。
おそらく海外に行かれたことがある日本人は概ねフェイスブックを人とのやりとりの手段として使っている方も多いと思います。
けれど日本で欠かせない存在は何と言ってもLINEだと思いますし、これは日本発祥のSNSというのもありますので。それをジェニー氏に伝えるとかなり驚いていて、手帳にこの詳細をメモしておりました。
これはジェニー氏が今後日本とやり取りをする際にどのSNSを使えば円滑にコミュニケーションが取れるのか模索していたからだそうです!
➁ タウンズビルと日本の姉妹都市
タウンズビルの日本の姉妹都市は福島県のいわき市と山口県周南市のという2つの都市です。ちなみに1つの都市が2つの姉妹都市と提携を結ぶことは比較的珍しいそうです。
ただここでジェニー氏はこれらの日本の姉妹都市との交流の上で自分からどのようにアプローチを取っていいのか少しためらいがあるそうです。そこで日本でよく使われているSNSなどを聞いてきたのだと思います。
定期的にフォーマルな交流はあるそうですが、市長側からすると形式的な交流以外でもお互いの親睦をより深められるものがあればと考えておられるそうです。
そこでジェニー氏は僕に仲介役としてこれらの姉妹都市や日本と連絡を取る際は、必要だったら力を貸してくれと言ってくださりました。
➂ 日本人とタウンズビル
そもそも日本人はタウンズビルに呼び込むことは可能なのかということも議論しました。例えばオーストラリアに訪れる日本人は主に何を目当てにしてくるのか。
そこで必須なことはまずはタウンズビルという街を認知してもらうことから始まるのかなと思いました。実はタウンズビルはケアンズという街から飛行機で1時間以内の距離にあります。実際にケアンズは日本人にとって馴染みがあるけれど、タウンズビルは知名度そのものが低いです。
なのでタウンズビルにはどういったところで何があるのかをもっと発信していく必要があるとそのとき強く感じました。
あとは最後に僕の通っているジェイムズクック大学(JCU) の話にも移りました。ジェニー氏も若い時JCUに通っていたため、この大学には馴染みがあるとおしゃってました。
そこでジェニー氏がJCUには留学生と現地の学生が共同で継続的にスポーツや様々なアクテビティがあるかと尋ねてきました。一緒にサッカーやラグビーなどのスポーツをするアクテビティは確かにありますが、日本の部活みたいにJCUには継続的にするものはあまりないのかなと感じました。
そういうアクテビティを増やしていくことで留学生にとって大切な要素だと再確認できました。
この対談自体は30分であったためあっという間でしたが、かなり実りのあるものでした。最初にジェニー氏に連絡するときは、正直少しためらいはありました。
けれど実際に行動してみたら思っていたよりも円滑に議論でき、新たな世界観に触れることができたのかなと思います。
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