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雪化粧 【ザクヘッド製作記3&完成編】

ザクヘッドもいよいよ大詰め。

前回の記事で予告していたジオラマですが、冬らしくを身にまとったジオラマを作ることにしました。


石粉粘土による造形

ジオラマの土台として、まずはフォトフレームと石粉粘土(いずれも100均)を用意。

▲100均フォトフレームは、台紙・支えを外して、加工に適した状態にしています。
また、木製の板とフレーム部分は、木工ボンドで接着。これで準備ヨシ


続いて石粉粘土をフォトフレームに広げ、地面を造形していきます。

木工用ボンドを間に挟みながら、手を使って粘土を広げ、同時に地面感を形作ります。

粘土を触ったのはおそらく小学校2年生以来。
ひんやりした手触りには、少し懐かしさを感じました。


▲ひたすらに粘土を広げます。地面はそれっぽくで構いません。



次に、ザクヘッド(以下:本体)を置いて、位置決めを行います。
ここで協力者の登場。

(↑)ジオラマを彩る小道具たちです。

本体からもぎ取ったパーツのかけら達を使っている他、ドーム状の台座部分の造形が良かったのでそれを大胆に採用。
本体と同様のウェザリング処理を施した上で、ジオラマにセッティングします。

▲とりあえず様子見

画面右奥のやや大きなパーツは、建物の一部というイメージで配置しています。



この時点で、外せるパーツは外して、塗装ペインティングに備えておきます。(↓)

▲ひとまずこれで1日乾燥。。。



ペインティング

まずは下地色として焦茶色こげちゃいろを地面に塗っていきます。
専用の下地材を使っても良かったのですが、予算の都合でアクリル絵の具で代用することに。

まあ、今回は上から雪を乗せていくので、下地はそこまで目立たないと考えたことも理由の一つです。

(肉眼だともっと茶色寄りなんだけど、写真では完全に黒)

アクリル絵の具は王道のアクリルガッシュを使っています。
乾いたらつや消しになるので、簡易的なペインティングにはもってこい。
ただ、定着力はかなり弱いので注意が必要です。


雪をのせる

本題の雪です。

雪が木の淵に付着すると最終的な見栄えに影響するので、とりあえず淵をマスキングテープで保護しておきました。

▲これ、一番最初にやっておくべきだったような。。。



ここで取り出したるは重曹です!

▲ダイソーで購入

こちらを使って、雪を再現していきます。

重曹、水、木工用ボンドを調合し、シャリシャリのシャーベット状になったスノーペーストを作ります。

それぞれの割合としては、

[水 8]   : [木工用ボンド 2]   : [重曹 5]

※割合は目安

ぐらいです。

ラブプラ様のこちらの記事を参考にさせていただきました。



作ったスノーペーストを筆に取り、土台に乗せていきます。

最初はこんな感じでムラがひどいです。下地の透けもあるのでここから厚めに盛っていきます。

今回イメージする場面は、戦いによって取れた頭が長年放置され、そこに後から雪を被ったという設定なので、極端な話、現場に人の立ち入りはないものだと考えるのが妥当かと思います。
なので、表面ができるだけなだらかになるように、水を含ませた筆をぽんぽんと触れさせて、凸凹でこぼこを平らにならしました。


▲途中経過

ここからさらに雪を重ね、綺麗な状態にしていきます。

最後に、水溶き木工用ボンドをジオラマ全体に塗布し、雪を定着させていきます。果たしてこれが大事なのかは良く分かりませんが。

先程水を含ませた筆で表面をならしたと書きましたが、実はマスキングテープと木の淵との隙間に水が大量に染み込んでしまっております…
これじゃマスキングテープの効果も半減です。俺は何やってんでしょうか…



なんだかんだありましたが、マスキングテープを剥がして一応完成です。




完成

▲パイプを切り離した箇所には、配線材料をくっつけて、ちぎれた感じを演出
▲パイプの埋まり具合もいい感じ


いかがでしょうか。
初めてのジオラマ、初めての雪でしたが、正直今回は反省点だらけです(笑)
まあ、予定通り年内に完成させることができたので、よしとしましょう。
年明けは模試などで色々忙しくなりそうなので。

ジオラマって完成後に場所を結構取るので、あまり沢山作れないというのが現状ですが、今度は地面むき出しのジオラマとか、都市戦のジオラマとか作ってみたいものですね〜

最後まで読んでいただきありがとうございました。

それでは。



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