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百合が好きです

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響け!ユーフォニアム3期12話 ーーーーーでの一幕について

この記事は「響け!ユーフォニアム」3期12話「さいごのソリスト」のネタバレを多分に含みます。未視聴の方、ネタバレを踏みたくない方はご注意ください。 職員室での一幕について「音だけで判断できるように、どちらが吹いているか分からない形にしてください」  滝先生に手放しで賞賛されたその提案は、久美子がこれから果たす成長の萌芽であるといえる。  しかしこのオーディションでどちらが吹いているか分からないようにするという仕組み。観客席に視聴者の場所を用意するようなその仕組みは、斬新で

    • リズと青い鳥、希美が下した「愛ゆえの決断」

       リズと青い鳥はすれ違いの物語である。 音楽が中心の希美と、希美が中心のみぞれ このすれ違い、「disjoint」が本作の主題だ。 冒頭、登校シーン後の会話から2人のすれ違いは如実に現れている。 みぞれ「うれしい。」 希美 「この曲が自由曲なのうれしいよねー みぞれはこの曲知ってた?」 みぞれ「知らない。」 希美(自由曲について語る) みぞれ 「知らない。」 この会話一つとっても、上で述べたようなすれ違いがはっきりと表されている。他にも、オーボエとフルートのソロのずれや

      • 謹賀新年、百合の話をしよう

        みなさまあけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 この記事はタイトルの通り僕が百合についてのあれこれを語るだけです。前置きなんていらないと思うので早速書き始めます。 百合の定義 まずは僕なりの百合の定義から語っていこうと思います。  僕の辞書で百合を引くとこのような記述があります。もう何よりも感情です、大事なものは。感情が大事ですと言いながら、性別に拘ることに矛盾が感じられなくもないですが、(こう考えると百合って言葉は多様性の一翼を担っているようでそ

        • 響けユーフォニアム1期8話、大吉山での一幕が、好きで、嫌いで、好きな理由

           響けユーフォニアムの象徴的なシーンを1つ挙げなさい、と面接官に尋ねられたら、私は1期第8話、大吉山での一幕を挙げるだろう。名場面は数多あれど、このシーンのインパクトに勝るものは無いように思える。  青春の爽やかさ、感情の交差が綺麗すぎる作画で完璧に表現されていて、一言でまとめると、とてもエモい。そして、私はエモが大好きなので当然に大吉山での一幕は大好きな場面である。聖地巡礼に何度も赴くくらい思い出深い場所であり、思い入れのあるお話でもある。  しかし、じゃあ本当に好きなだけ

        響け!ユーフォニアム3期12話 ーーーーーでの一幕について

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          ミスチルのエモい歌詞から百合を見出す

          僕は百合とミスチルが好きなオタクです そこで今日はミスチルの様々な楽曲の中でも特に百合を感じることができる、百合妄想が捗る名曲、名フレーズを紹介していこうと思います それでは早速どうぞ  未練や寂しさや切なさ、それらを切り捨てて前に進もうとする意志と、それらを捨てきれない苦しみ、様々な感情を読み取れる名フレーズ。 女×女で情景をイメージしたらエモすぎて死ねる。 「今以上に綺麗になってないで」の懇願するような惨めさが性癖に刺さります ミスチルの失恋ソングに外れなし その中

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          人生で初めてラブライブを観たオタクの感想

          ラブライブを観るに至ったきっかけ 僕はオタクであるにも関わらず「ラブライブ」を一度も観たことがありませんでした。  特に深い理由は無く、逆張りというほどの熱量もなく本当に何となく観てなかっただけなのですが、強いて理由を挙げるとするならば、ラブライバーの方はアニメ本来の面白さだけでなく「ラブライブ」というコンテンツに内包される様々な諸要素の面白さとか独自の風土を含めて楽しんでいるように感じていて、そういうコンテンツとして出来上がっている感じから食指が伸びなかったのかなと思

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          百合作品で打線を組んでみた

          はじめまして、無銘と申します 今回はタイトルの通り百合作品で打線を組んでいこうと思います 記事内で作品の能力や成績などを筆者の独断で決めさせていただきましたが、こちらの数字はあくまで現実の野球に即して決めたものであって、その高低で作品に優劣のつくものではないということをご理解いただけると幸いです。 また野球用語が随所に出現しますが、分からない方はなんとなくすごいんだなと思っていただければ大丈夫です 以上のことをご留意いただいた上で、筆者の益体のない妄想にお付き合いください そ

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