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わたしと母、それから詩


 この秋、宮崎駿監督の映画、「君たちはどう生きるか」を観た。

 観たばかりのときには、さらりとした感想しか湧かなかった。映像は素晴らしく、火は、本当の火より「火」だった。恐ろしくて、逃げ出したかった。それからの怒涛のような展開…わたしは途中で、何度も置いていかれそうになった。

 そら🌎さんから、またこの作品を味わう機会をいただいて、もう一度深く、思い出しながら、作品を味わったら…

 主人公の眞人が、うらやましくなってきた。母を恋い慕い、別世界にまでも会いに行くこと、わたしはできるだろうか…

 この映画は、観る人の奥底をかき混ぜ、そのひとが見たくないものを意識させるような気がする。それにしても、意外なものが炙り出されてきたなぁ。

 母か…

 そういうタイミングなら、母について、自分なりに考えてみようと思った。以下、初めて有料記事にさせていただきます。


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