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伊藤潤二展に行ってきた話

SNSでこの展示の情報を最初に見たときは
聞いたことある名前
見たことがある絵
知り合いの誰々さん好きそうだなあ
ぐらいに思っていただけだったのに

それからもたまに展示情報を見かけて
グッズたちの画像を見てみたら
なんか、かわいい
値段も手頃だし

なんて思って
そこから展示のチケット情報を見てみたら
一般1000円
チケット安い!

これは会期中に行きたい
でも伊藤潤二さん詳しく知らないし
むしろ全然知らないし
絵は見たことあるけれど
漫画読んだことないし


行かない理由がごちゃごちゃと
頭の中でゆっくりと歩き回っていた

でも気になるし
チケット安いし
次いつやるかわからないし
とりあえず行ってみるか!


行く理由が頭の中心に鎮座してから数日後

行ってきました伊藤潤二展
初めての世田谷文学館

入り口前に鯉が沢山いた
大っきい鯉が所狭しと泳いでいる
久々に鯉を見たので入る前からテンションがあがる私

中は動画は駄目だけれど写真は大丈夫で
撮っとこうかな〜
ぐらいだったのに
結構撮った
出るころにはだいぶ充電が減っていた

チケット料金的に
こじんまりとした感じだと勝手に思ってるいたら
たんまりとあっま

漫画を読み
続き気になるー
となりながら
次の漫画を見て

なんか途中で寒気を感じたりしながらも
よく描けるなあ
よく思いつくなあ
発想すごいなあ

これはちょっと気持ち悪いかも
これはだいぶ気持ち悪いかも
などと思いながら鑑賞
カタツムリにはなぜか昔から惹かれるので
カタツムリの絵が壁に貼ってあったりして
もちろん写真を撮る

伊藤潤二さんが
中学生の時に描いた本の展示を見ていたとき
ふと
自分も中学生の時に本を描いたことを思い出した
学校の授業だかでみんな描いたやつ
いわば強制的に描かされた本
すっかりと忘れていたのに
急に奥底から這い上がってきた
タイトルは
「にんじんくんとトマトちゃん」
絵はなんとなく
ぼーっと浮かび上がってはくるけれど
内容は全く浮かび上がってこない
沈みに沈んでいる

思春期の私よ
野菜が主人公で一体どんな話しを描いたのか

そんなこんなで
予定というか予想よりも
大分滞在して
伊藤潤二展、堪能してきました

ふとしたきっかけで
浮き上がってきて
行かなかったら
浮き上がってくることはなかった記憶

こんな漫画があるんだ
ホラーだけど
どこか面白い怖さ
知らなかった登場人物たち
色々な発見

また一つアップデートした私

絵を描いて
使いたい色の絵の具がないから
この色でいいかと妥協するのではなく
この色とこの色を組み合わせて
なるべく自分が求めている色を
自分でちゃんと作り出していく
みたいなことが
自分でこの先生きていくのにあたり
大切だよなあ

漫画も読んでみたい
まずは初心者向けの話から


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