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自己紹介

 はじめまして。横尾圭祐(よこおけいすけ)と申します。
 これから note の場をお借りして、小説を書いていこうと思います。よろしくお願いします。

 書いているのは純文学と呼ばれている小説です。純文学とは一般的に娯楽性より芸術性を重視する小説と理解されています。またざっくり直木賞か芥川賞かでいうと、芥川賞の方にあたります。

 昔から心に浮かんだ様々なことを言葉にするのが、僕にとって大切なことであり、またとても自然なことでした。今振り返ると、言葉にすることで日々の現実を理解し、生きてきたのだと思います。

 これを小説にすればいいのだと考えるようになったのは、大学生の終わり頃でした。大学院(修士)では日本の近代文学を研究するかたわら、同人誌を作って小説を書いてきました。

同人の方々のお陰で10号まで続けることができました

 その後とくに就職することもなく、今に至ります。現在はアルバイトをしながら、小説を書いては賞に応募する日々を送っています。

 純文学のシーンでデビューするには、各出版社が主催している新人賞を取るのが一般的だとされています。僕はまず、大学院を卒業してから3年のうちに、この新人賞を取ることを目標に掲げました。

 不思議なもので、ある程度の長さの小説を書き上げ、その数を重ねていくと、自分の表現したいことがより明確に分かるようになりました。自分自身の実感としては、確実に前に進めていると思うのです。
 しかし悔しいことに、この3年で結果を出すことはできませんでした。他にも小さな短編賞などにその都度応募してきましたが、何一つ良い知らせを得ることはできませんでした。

 ただ、この3年間の失敗で、僕は自分が書くべき運命にあることをより深く信じることとなりました。書かずにはいられない、書くことでしか生きていけないということが、身に染みてわかったのです。今後も愚直に書き続けていこうと思っています。

 note には継続して小説を投稿していくつもりです。皆様に一作品でも多くの小説を読んで頂けましたら、これ以上の喜びはありません。どうぞよろしくお願いします。

(note を始めるにあたって、高校時代のカメラ好きの友人にトップ画の写真を撮ってもらいました。ありがとう!)

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