めぐ14

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令和的散文

婚活サイト左から ヤリモクヤリモクヤリモクヤリモク また 1人スワイプ 子供居ますの既婚者さん ブスは話しかけないで ニーズがあるのはお金がある人 虚構の世界で本当の愛探すなんて トパアズ色の香気 めまいがする 咳が出る (体温計の画像) もう倒れそう 本当に欲しいものは何? たくさん与えたはずの言葉 すべてあなたの心から 漏れて *** 猟奇的なスマホ操作 依存的なあなた 事務的な私 (私がしてあげたことは あなたが私にしてくれたことになっている)

    • Starry sky

      空気が冷たくなって夜空が綺麗に見えると、専門学校時代の友人のことを思い出し心を乱される。 クラスで1番成績の良い友人。 塩顔男子とはこんな感じだろう、という絵に描いたような涼やかなビジュアルで性格も良い。 授業中はいつも居眠りしていた私を、ずっと後ろから見守っていたのだと思うと今になって恥ずかしい。 なんとなく、私はその友人と教室で話すのは場違いなような気がしていて、なぜかお互いにたどり着いて知り合ってしまった、あるサイトの中でいつも話をしていた。 サイトの中でその友

      • 復活の詩(うた)

        埼玉県某所、4月。 日が出て間もないまだ薄もやのかかる路地を、1人の男が歩いている。彼の名は渡辺夕介。 渡辺は夜勤明けの重い体にギターを担ぎ、日の出に向かって歩き続ける。彼はミュージシャンであるが、現在は介護の仕事で生計を立てている。 正直、介護の仕事にはうんざりしている。本当は自分の歌を売るのが夢であるが、現実はそうもいかず、毎日のように夢と現実の狭間を、ギターという十字架を背負いながら行ったり来たりしていた。そんな生活が、もう20年も続いている。 密集した市街地特

        • 夜景はなぜ美しいのでしょう?

          ここは東京都庁。 「展望室」の看板を頼りに夜景をめざす。 もうこんな時間だし、この日はレストランのある北展望室が休みということもあり観光客の姿はまばらであった。 そんな中、私1人。 手荷物の検査を終えた後、南展望室へ向かうエレベーターに乗り込み55秒間。1組のカップルと一緒になってしまい、息が詰まる。 短いようで一生分の長さにも感じられた時間が過ぎ、鋼鉄の扉が開いた。 広めのホールのような空間に出ると、まわりは一面ガラス張りになっていて、まるで東京のパノラマ写真を

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