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【おすすめ本】藁を手に旅に出よう

note.186

今年は、長男と読書目標を立て
私は100冊本を読むと決めました。

現時点の達成状況はこんな感じ。
長男11/60冊
私 13/100冊

長男は1冊あたりの文章量が少ない
本もOKとしているので
私もKindleの読み上げ機能を
OKとしています。

やはり本を読むと言う事は、
自分にとってインプットを増えるので
考え方や気づきもおのずと増えて
仕事面でも役立っています。

自分以外の視点を得られるので
発想や物事を見る観点、
受け止め方などに変化が出ているなと感じます。

その中で、特に面白かった本をご紹介します。

ストーリー仕立てで構成されており、
とても読みやすく面白い本でした。

とある会社の新人研修が舞台。
毎週金曜の研修枠で
伝説の人事部長による
セッションが行われます。

そのセッションでは寓話の解釈から
キャリアを考える切り口を見つけると言う
面白い展開でストーリーが進みます。

出てくる寓話は
うさぎとかめ、裸の王様など
ほとんどの方が知っているもの。

しかし、伝説の人事部長は
寓話からの一般的な教えではなく
その時自分がその立場なら、
どう言う行動を取るのか。

例えば裸の王様では
王様が裸で外を練り歩く前に
家臣が目に見えない布のことを
見えないと正直に言うことが
果たして本当に出来たのか。

これらの話を
うまくキャリアに結びつけていて
読者自身も話に登場する新人と同じ様に
セッションを受けている気持ちになれます。

話の展開ががとても面白く、
どんどん話に引き込まれ
あっという間に読み終わりました。

うさぎとかめでは
ビジネスにおける戦略性、
オオカミ少年に罪はないなど
新しい切り口で描かれています。

新人研修が舞台ではありますが
20代はもちろん30代以上でも
仕事やキャリアを考える
多くの年代の方に役立つのではと感じます。

私はKindle版を購入しましたが、
手元に置いておきたいと思いましたので
書籍で改めて購入し直そうと思っています。



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