こどもの習いごとの辞め方って決めてますか?
お子さんは習いごとをされていますか?
その習い事の辞めどきって決めてますか?
習いごとって、なんとなく続ける前提があるように感じますが、辞めるタイミングっていつなんでしょう。
今回は、習いごとの辞め方について、我が家のルールを考えてみました。
我が家の習いごとと始めたきっかけ
我が家にはもうすぐ8歳と6歳になる2人の息子がいます。
彼らは、スイミングスクールに通っています。
息子たちがスイミングを始めたのは2年ほど前。
きっかけは家の近くにスイミングスクールがあったこと。
近くを通る機会が多く、その建物に彼らが興味を持ったのが始まりでした。
夫は、自分が子どもの頃にスイミングを習っていたため、息子たちにもスイミングを習わせたいという希望がありました。
私は何かあったとき泳げて損はないので、息子たちが興味を持てばスイミングに通うのもありかな、という考えでした。
息子たちの希望でスイミングの体験に行き、継続して習いたいと言ったのが、我家の習いごとの始まりです。
初めて習いごとに行きたくないと言ったとき
習い始めて、半年ほど経ったころ、長男がスイミングに行く直前に行きたくないと言い始めました。
長男が毎月のテストでなかなか合格できず、進級できないから行きたくないとのこと。
このとき、長男と話をして、本当にやりたくないなら、辞める選択肢があることを伝えました。
彼が一生懸命頑張っているのは知ってるし、上手くできなくてテストに合格してないけど、成長もしている。
テストで結果が出ないからと、辞めさせても良いものか。
どうするのが良いか悩みながら話を聞いていると、長男も落ち着いてきて、この日にテスト受けてから決めることになりました。
テストには努力の甲斐あって無事合格し、継続することに。
うまく行かないとき、ヤケになるタイプの長男。
また同じようなことがあるかも知れない。
辞めるにしても感情的に辞めるのは良くないかもな、と漠然と考えていました。
行くのが面倒くさくて辞めたいと言い出す
一度、習いごとは辞めることができると認識した子どもたち。
今度はスイミングに行くのがめんどくさくなった日に、辞めたいと言うようになりました。
私自身、習い事は絶対辞めさせたくないとか、ずっと続けるべきと言うような考えは持っていません。
辞めたかったら辞めても良いのですが、その日の気分で辞めるのは良くないな、と考えています。
かと言って、嫌々通ってもなぁ。
どういう辞め方がいいのか、分からず悩みました。
そこで、スイミングのない日の会話で、長男にスイミングで、何ができるようになりたいかを聞きました。
すると、クロール、平泳ぎが出来るようになりたいとのこと。
それなら、そこまでは頑張ろうか、という話をしました。
無理に習わせても誰の為にもならない
私は幼い頃、書道を習っていました。
これは私が習いたいと言ったものではなく、母から半ば強制的に習わされたもの。
結果として私自身は書道が楽しかったし、それなりに上達しました。字を褒められることもあり、やって良かったと思っています。
一方、一緒に書道を習った弟は、全く書道が好きではなく、ビックリするほど上達しませんでした。
6年間、通い続けて何も身になりませんでした。
下手すぎて、書道を習っていたと言っても信じてもらえないレベル。弟も嫌々通っていたし、上達もしないしで、本当に月謝と時間の無駄でした。
それを見ているので、本人が乗り気ではない習いごとを、無理にさせても意味がないと思っています。
継続も意思確認が必要では?
息子たちには、よほど嫌なら辞めてもいいと言っているけど、いまはなんとなく飽きてきた感じ。
このときの辞め方はどうあるべかき?
この程度で辞めさせるのは…?
じゃあ、本当に嫌になるまで習わせるのか??
それも何だか違う。
子どもたちは突然辞めるって言いだすな、と思っていた時にふと気がついたことあります。
無意識のうちに、私の中で習いごとは続けることが前提となっていて、辞めると言われると突然な印象を受けていたのでした。
いつまで、どのレベルまで続けるのか決めていない。
続けるのかどうか、息子たち自身が考えるきっかけがない。だから辞めたいと思った時に、思ったことを口に出しているだけ。
そこに問題があることに気づきました。
始める、辞める、継続の意思確認が必要
まだ小さな子どもたち。
その場の勢いや感情、今は遊びを優先したいという理由で習い事を辞めたいと言ったり、軽い気持ちで何かを始めたいと言ったりすることもあります。
これは、年齢的にもそんなものでしょう。
それ自体は、悪いことではないと思っています。
とは言え、子どもの気分で習い事を辞めたり始めたりするのは親としても困る(手続きもあるし)。
なので、習いごとに対する我が家流のルールが必要かなと思いました。
①目標を決める
スイミングについては、どこまでできるようになりたいか目標を改めて話し合います。
そこまで到達したらその先どうしたいか、方向性を決めておきます。(目標もその後のこともあとで変えても良い)
②定期的に継続確認をする
四半期か半年に1度など、期間を決めて継続するかどうか本人たちの意思確認をします。
ここで、目標の見直しもありです。
③新しい習いごとは試用期間を設ける
新たに何か習う時は、まず体験をしますが、お試し期間を設けたいと思います。
1回のお試しは楽しくても回数が増えると感じる違和感もあるはず。
モノによりますが、3-6ヶ月は試用期間と割り切ってもいいかもしれません。
お試し期間以降は、目標を決めて、定期的に継続確認をしていきます。
始めるときには辞め方も考えおく
息子たちはスイミング以外にも、空手やバスケに興味を持っていたり、サッカーをやりたいと言ったりすることもあります。
実際、すべてを叶えてあげる事は物理的に難しい。(送迎も必要だし)
諦めさせるのではなく、これも話し合って、親の送迎の都合も踏まえ、何をやって何を辞めるかを自分で考えて選んでもらおうと思います。
習いごとそのものよりも、自分で考えて選んだ、ということが大切かも知れないですね。
4月からはこの仕組みでやってみようと思います。
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