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生き方を選ぶ

自分がどんな気持ちでいるかで、世界は変わる。最近何度も書いていること。自分の親は、感情の上下が激しかったり、ブランドなどにとらわれる傾向が強かったりして、子ども時代の私は「安心する」という感情を長い間実感したことがなかった。今でもついつい不安の中に身を置きたがるところがある。

ちなみに最近は、更年期なのか、けっこうムシャクシャ!したり、疲れ切っていたり、職場で私だけが暑がっていて複雑な思いになる、今日この頃。なんだか急に文字が見えづらいときがあったり。食べる量は最近減ったはずなのに、謎の体重増加にショックを受けたり。なーぜー。
でも、下の娘に聞いてみると「はたから見てる分には、イライラしてる感じしないよ」とのこと。周りに嫌な思いさせていないのは、せめてもの救いといったところだろうか。

心を無にする、というか、常識にとらわれないようにする、というか・・・うまく言えないのだけれど、心の状態をフラットに保っておくと、とてもよいタイミングで何らかのメッセージがやってくる。誰かからの「ご家族との時間、大切にしてくださいね」って言葉とか、後から思えば、運転が荒くなりそうなコンディションだったなっていうタイミングでのちょっとした車の誤作動とか(←すぐに発進するのをやめて、ちょっと気持ちを切り替えられるから)。あるいは、そろそろ情報収集に動こうと思っていた事案に関するタイムリーな情報が同僚からもたらされたりとか。人によって、メッセージの訪れ方はいろいろだというが、私の場合は、言葉でやってくることがほとんどだ。

生き方を選ぶ、とは。私にとっては、激しい感情に翻弄されずに、周りの情報をキャッチできるコンディションを保つこと、音や声の荒さに頼らず、静けさの中にいったん身を置く意識をもつことがポイントなんだろうなと思う。激しさを緩和する意識、それは、緩やかな呼吸をすることだったり、ポカーンとして脱力したり。そして、言葉をきちんと扱う意識をもつこと。荒さや激しさは、不安や怒りの渦へ、あっという間に私を連れ去ってしまう。自分で意識的に静けさの中に身を置く意識をもちたいものだ。

自分の生きる世界は、自分で選ぶことができる。

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