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こころを回復させる からだを温める

心身が参ったとき、どうするか、ということを考えさせられることがよくある。

回復が必要なとき、それは 循環が滞っているときだ。
放っておくと、頑なな、固いものができてしまって、押しても引いても びくともしなくなってしまう

食べ過ぎ、消化不良 とか 仕事を抱え込んでいる とか 
自分のところで いろんなものが滞留している状態に早く気づきたい

なぜ 滞るのか
滞るとき、どんな環境にあるか

…間違いなく「冷え」ている。冷えていると、いろんなものが動かなくなってしまう

精神的ショックは、自分が思っているより、自分の心身を強烈に冷やすものだ
冷えたままにしておくと、いろんなものが頑なに動かなくなってしまう
それを「病」だと呼ぶ
できれば、「病」になる前に
冷えたなって 早く気づいてあげて 早くその部位をあったかくして、
回復を試みたい、循環を取り戻したい 
冷えた部位が 固まって動かなくなる前に。

もし、早期の回復ができなかったら…
治すには どうすればいいか
癒すには どうすればいいか
やはり、まずは 温めるしかない

「病」となってしまうと 温めることで かたくなったものを ほぐしてあげないといけないので 時間はかかるけど。
それと、可能なら 冷えの原因を取り除くこと…実はこれが難しい気がする
仕事が原因なら その場から離れることを視野に入れざるを得ないということになるかもしれないけど、事態は そう単純でもない 一見 仕事が不調の原因でも 別の要因が潜んでいる場合がある

先日 ある人が 長期間の不調を少し脱して、動き始めるという嬉しい状況を目にした。その人の場合は、たった一人で抱え込んでいた辛い出来事を 何がきっかけだったのか、家族に打ち明けて、受け止めてもらえたことだったようだ。完全復帰にはほど遠いけど、表情はずいぶんやわらかくなった。少し、少しだけど、冷たく固くなった部分が ほぐれつつあるのだろう。

自分の中の 冷え、すなわち滞りを いかに温めるか。
よくわからないと思ったら、とりあえず 薄着をやめて、できれば天然素材(この話は別の機会に)、あたたかいものを食べることから。

「冷え」を侮ってはいけない。

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