コンサートから帰らない「娘」が心配なたんばば

ママ（当時６０歳ぐらい）が郷ひろみコンサートへ出かけた。友人と出かけたので終わった後、お茶でもすれば、２２時は過ぎることも普通だろう。しかし、たんばばは帰ってこないことが心配で電話した。本人ではなく、警察に。

「もしもし、娘が帰ってこないんです」（可愛い高音ボイス）
「それは心配ですね、どこへ出かけたのですか？」
「県外のコンサートへ…」
「娘さんはおいくつですか？」
「６０歳です。」
「…もうすぐ帰ってくると思いますよ…」

きっと３０～４０代の母親が高校生ぐらいの娘を心配していると思ったんだろう。まさかの「娘６０歳が２２時になってもコンサートから帰ってこない」話とは！
この後、ママは帰宅し、たんばばはこっぴどく叱られたらしい。

たんばば電話ネタでもう１つある。

おそらく光回線か何かの営業電話だろう。家電にかかってきて、たんばばの餌食となっていた。可愛らしいボイスで、高齢者とはわからないため、セールストークで会話が盛り上がり、最後の最後に…
「私、後期高齢者なので、何もわからないんです～」
営業の人かわいそう。早く切ってあげたらいいのに。…とママがいつも言う。

「後期高齢者なのでー」が、たんばばの決めセリフ。