#40 「Letter」を思い出して

Twitter、Instagramにも公開しましたが、ここnoteではこの曲を作った経緯などを少し詳しく書いていく。

「手紙」って最近書かなくなったな、というポツリと頭の中で呟いたのがこの曲を作るきっかけになったのは確かで、近年は対外的には奥さんや子供の年賀状や暑中見舞いなどの文章補助しか相手に書くこともそうそうなくなったなと。(字が多少キレイらしいので、そういう文章の類いは全部僕が担当している?されている?だけ)

学生時代はよく書きました。

特に、高校が違うけど、互いに気になってた人と手紙のやり取りをした甘酸っぱいことは覚えてるし、当時はケータイも持ってなかったので、(僕は大学入学と同時にケータイからスタートした人。好きだった人や仲のいい友達は、ポケベルやPHSを持ってたな)家電でさすがに話し辛い(親兄弟に聞かれたくない)時は、手紙を使ってたっけ。

手紙はその人が書いた瞬間から、世界に一つのものになった。
文字もその当時のまま残っていくし、よっぽどでない限り色褪せない。そして記憶を引っ張り出す鍵にもなる。いいことだらけだ。

しかし時代は進む。
同じプラットホームで積み上げるメッセージのやり取りは覚えてないし、作業という感じがして、いくら絵文字を使ったり言葉を選んで手に汗握って送っても、なぜか気持ちは伝わらず相手の受け取り方によって決まってしまう。便利だけどね。手紙世代(と名付けておこう!)としては何とも寂しい限り。

そんな懐古も兼ねて、この曲は生まれたと思っています。

是非とも聴いて見てください。

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