13万回目の真実

道に囚われた進撃考察班の手帳

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リヴァイがハンジを呼ぶ時に隠された感情と傾向【クソメガネ or ハンジ】

YouTubeのアンケート結果はこちら クソメガネ派が82%で1200票以上の多数派となりました。 結果はこのようになりました。 アンケート結果に反して「ハンジ呼び」が14回、「クソメガネ呼び」が4回という結果になりました。 おそらくハンジの死の直前の「クソメガネ」の印象が強く、アンケート結果ではクソメガネ派が大多数となっていたようです。 「クソメガネ」と呼ぶ傾向 「クソメガネ」と呼ぶときの傾向としては リヴァイがハンジに対して1.感情的、2.感傷的になっているとき

    • 【台本公開】ユミルの民ではないエルディア人の正体

      こちらの動画の台本を公開します 最新の画集『FLY』の中で、進撃の巨人の35巻は当初「リヴァイの幼少期ではなく本編の100年前の話を構想していた」 「本編の100年前」とは巨人大戦を終結させた145代王カール・フリッツが都をパラディ島に移して三重の壁を建設したあたりのエピソード 確かにその時代のエピソードは本編にほとんど描かれていませんでした 100年前の話の中で多くの謎に包まれているのは ヒストリアが女王に即位する前に実権を握っていた 「偽の王と貴族たち」の存在で

      • 【台本公開】人類の希望「エルヴィン・スミス」と懐刀「アッカーマン」の宿命

        先日YouTubeに投稿した動画の台本を公開します。 YouTube LIVEをしながら下記に転記していきます(2024/6/12) 遡れば「カール・フリッツとケニーの祖先」から 現代においては「ウーリとケニー」「エレンとミカサ」「エルヴィンとリヴァイ」 「主君の側近」という関係性だと思われていたアッカーマンもこれら4人のアッカーマンは単なる「主従関係」では言い表すことができない選択を取ることになります。 「アッカーマンの力の目覚め」についてエレンは 『 エルディアの

        • 「納得と驚き」を両立する理想の考察をめざして ー 進撃の巨人考察の3つの障壁 ー

          私は視聴者の方に「納得感と驚き」の両方をもたらすことを目標に進撃の巨人の考察動画を投稿しています。 今回は考察動画を1年間投稿し続けて感じた進撃の巨人の考察の難しさを(進撃っぽく)3つの「壁」として紹介します。 物語を客観的かつ魅力的に伝えるための思考法として少しでもお役に立てば幸いです。 ①「非合理性」の壁(ウォール・マリア)「非合理性 = 人の感情」 人の持つ非合理な感情を進撃の巨人では忠実に描かれているため、人の非合理な感情に共感できないと進撃の巨人を考察する

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          進撃の巨人における“真実”の意味

          「13万回目の真実」というチャンネル名の由来についてよく質問があるため、1本目の投稿はチャンネル名と進撃の巨人における「真実」についてまとめていこうと思います。 進撃の巨人における「真実」進撃の巨人において“真実”とは必ずしも事実を差しません。 私の進撃の巨人における“真実”の解釈は以下の通りです。 「真実 = 自分が信じたい物語」 このように定義すると、進撃の巨人はそれぞれが自分の中の“真実”を追い求める物語であるとも言えるでしょう。 Linked HorizonのR

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