2019年3月26日 私

どーん と 重い感覚


ぐったりとベッドに吸い込まれるように
倒れ込むと

意識は一点に向かって急激に加速する



救いを求めれば求めるほどに
苦しく今にも消えてしまいたいという欲望


あの高い山から急転直下して傷だらけの私

腹を切り裂き臓物を貪りながら
美味しいと呟く私

ドアノブに鈴をつけたリボンをかけ、
この部屋の永遠の奴隷になる私

腕を裂き浴槽を赤色に染める私

甘く苦いラムネをたらふく頬張る私



駆け巡るエンディングに幸福感すら覚えるのに

完遂したことは一度もない


かっこ悪いななんて呟いた私を

そっと抱き締める感覚


現実には何もいなかった。

いるはずがなかった。


だけど確かに、温もりがあった


普通 に 生きてなきゃ偉くないのかな

じゃあ 普通に 死ぬ って いけないことなの?

人類なんて100年足らずに死ぬくせに
綺麗事並べて生涯を閉じた人は悪者なのか?

悪なのか? 正義なのか?

普通 とは なんなのだ?


縛られてきたルールから外れることは
悪くないとよく言うが

縛られてきたルールを断ち切ったそれは
悪なのか?

おもしろくない

なにも

つまらないことだらけ

わからない

生きてる意味


幸せだったら生きていたかったな

幸せ だったら


綴り続ける文が 貴方の何かに 棘のように刺さったのなら