2021年10月の記事一覧
『 いろんな仕上げ・加工のレザーシリーズ』とエイジング ホワイトハウスコックス「ヴィンテージブライドル」シリーズについて⑥
一般的にブライドルレザーはエイジング(経年変化)が楽しめる革という風によく言われます。
1番の理由はタンニン鞣しで表面加工の少ない革だからです。
革に加工を施すほど変化はおこりにくく、わかりにくくなります。
例えば、
◉『ロンドンカーフ』
外側の革は「クローム鞣しのカーフに顔料による着色、型押し、レジン樹脂コート仕上げ」です。(ブライドルではないです)
経年変化はほぼ望めないですが、傷はつき
『ヴィンテージブライドル』と『第3世代フェイクレザー』を比べると ホワイトハウスコックス「ヴィンテージブライドル」シリーズについて⑤
これまで随分長いこと『ヴィンテージブライドル』に関してやりました。
・取扱い店が少ない珍しいシリーズ(ほぼ扱ってるお店がない)
・レザー自体が激レアで、独特でキャッチーな生産方法
・説明が必要そうな見た目と価格
ということもあり、たくさん説明してしまいました。
最終的には「業務用資材みたいな革」というデメリット情報?と
疑うような内容になりました。
・資材並みの厚さで堅牢性、耐久性のある革
ごく厚の革と「フルグレインレザー」 ホワイトハウスコックス「ヴィンテージブライドル」シリーズについて④
ホワイトハウスコックスの「ヴィンテージブライドル」シリーズに使われているのはイギリス「ベーカー社」のブライドルレザーです。
「オークバークタンニング」というかなりレアな製法で生産された革で、「鞣す期間」だけで1年を要します。なぜなら、
❶、高級靴の本底の革
❷、ホントのガチガチの馬具として使われてきた革
という「業務用資材レベルで堅牢性、耐久性、柔軟性のある厚みのある革をつくる」ために「漬