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【29歳男性育休】今日から6ヵ月間の育休生活をまとめたBook『男性育休Book - Paternity leave -』(仮称)の下書きを投稿代わりにします!!         《 育休ってどれくらい取るのがベスト? 》

 結論は、第一子なら総合的に考えて「3ヵ月~6ヵ月」。第二子以降なら「3ヵ月~1年間」です。

 色々な家庭環境や諸事情はありますが、取るなら最低でも3ヵ月は取得をオススメします。最低3ヵ月の理由は『男性はオキシトシンが十分に出るのは3ヵ月からだから』です。東大教授の池谷裕二さんの著書『パパは脳科学者:子どもを育てる脳科学』という本の中で書かれている内容ですが、オキシトシンという物質は、別名:「愛情ホルモン」「幸せホルモン」「絆ホルモン」と言われています。お母さんは出産直後から分泌されて、特に授乳中が最も多く分泌されます。基本的に赤ちゃんの泣き声は、警戒音として認識されるので、ストレスになりのですが、オキシトシンのお陰で、お母さんが育児放棄をしないように設計されています。
 ですが、お父さんは自然にはオキシトシンは分泌されません。実際に子育てをすることを通じてオキシトシンが分泌されます。男性の場合、子どもがかわいいから面倒を見るのではなく、面倒を見るからかわいいという気持ちが生まれます。科学的に見ても、男性が育休を取得して子育てをすることは理にかなっています。そのように考えると、男性は “育児を通じて、初めて愛情の溢れた一人前の男性に成長する“ とも言えます。どんなに頑張っても、子育てをしない限り、お母さんに共感することは科学的にも不可能だということです。そのオキシトシンが持続的に出るようになる日数が科学的に3ヵ月だと研究されています。
 ですから、欧米ではEUの「新ワークライフバランス指令」の育児休業指令には、働く父親と母親に対する育休の最低必要条件とこれに関連する雇用保護の規定がされています。


・『労働者の実子誕生または用紙受け入れ後に育休を取得する権利がある』
・『男性と女性は、育休の取得に際し、雇用契約の種類に関係なく同等の待遇を受ける』
・『最低4カ月の育休を両方の親に個人的権利として与えなければならない』


 親自身も乳幼児期の記憶はないですから、子育てをする中で、疑似的に体験する中で、実の親や奥さんへの感謝や有難みを感じて、よりよい親子関係、夫婦関係を築く土台になる重要な期間だと思います!


第一子の「6ヵ月」の理由は『奥さんの助けになって、かつお父さんも育休生活に慣れ、復帰への準備がつくれるから』です。

 僕の感覚だと、最初の生後1カ月は初めて体験期です。実家でサポートを受けながら色々と学んでいく感じです。生後2ヶ月目から自宅に戻り、夫婦だけでやっていきます。お互いに補いながら子育てをして頑張ります。3ヵ月目になると、育休生活にも慣れ始めます。ここまでかなり長く感じます(良い意味で)毎日が発見の連続なので、時間の流れが非常にゆっくりです。4カ月・5ヵ月は外にも出かけやすくなるので、色々なところへ出かけられます。特に平日はどこも空いているので最高ですよ。最後の6ヵ月目は仕事復帰に向けてリハビリを兼ねながら、奥さんや子どもとの時間をより大切に過ごす時期です。こんな感じで、短すぎず、長すぎないのが『6ヵ月』です。


第二子以降の「3ヵ月~1年間」の理由は、『上の子も相手をしてあげられるから』です。

 年子の場合もありますが、何歳か離れているなら、記憶のある時に、お父さんとお母さんと一緒に存分に過ごした経験をもてるのは今後の人生を考えてもすごく良い面が多いはずです。上の子も、赤ちゃんのお世話を通じて、自分が受けてきた愛情を再確認することもできますし、今の自分にも多くの愛情を注いでもらえる時間と心の余裕があるので、家族関係も非常によくなっていくことが予想されます。下の子が生まれると、愛情の偏りが生じて、欲求不満から赤ちゃん返りをするケースが多いです。そんな時も、お父さんが育休で近くにいてくれれば、色々と安心です。
 育休は最大1年間まで取れます。生まれた月によりますし、学期の節目や年度の切り替わりがひとつの目安になります。4月生まれなら、最大1年間取ってもいいかもしれないです。おそらく次は、僕も1年間(年度末まで)取ると思います。4月生まれは最強説がありますが、色々な面で都合がつきやすいかもしれないです。授かりものなので、難しいですが…。


2つ目は第一子・第二子以降に共通することですが『お金のことをあまり考えなくて済む期間が半年から1年間くらい』です。

 一応、お金の詳細は別章に譲りますが、簡単に書くと育休半年間まで67%、半年~1年間まで50%、保育園や幼稚園に入園できない場合は最大2年間まで50%育児休業手当金が支給されます。公務員は最大3年間まで育休を取得できますが、最後の1年間は無支給になります。

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