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【29歳男性育休】今日から6ヵ月間の育休生活をまとめたBook『男性育休Book - Paternity leave -』(仮称)の下書きを投稿代わりにします!!         《 男性がやるといいこと&ちょっとした小話 》


 知っているのと知らないのでは全然違うことってありますよね。「それもっと早く知っていたらすごく気楽だったのになぁ~」というのが育児の世界では割と多いと思います。例えば、赤ちゃんが眠くなってくると泣き出したり騒いだりします。大人の感覚からすると泣き出しているので、お腹空いているのかな?オムツが濡れているのかな?と心配して、あれもこれもやってしまいます。赤ちゃんの脳はまだまだ未発達なので、眠くなってくるとフワフワしてくる感覚が気持ち悪いそうです。大人は眠くなってフワフワしてくると気持ちよく寝れることを経験から学んでいますが、赤ちゃんには不快感として襲ってきます。なので、寝かしつけや寝るタイミングになって騒ぎ始めたら、眠くなってきたサインです。ちょっとうるさいですが、そのままキープです!!

 他には赤ちゃんの睡眠リズムは大人と違って30分から60分サイクルになっています。大人は90分から120分サイクルだと言われています(もちろん個人差あり)まずはサイクルが短いってことを知っているだけでも違います。睡眠サイクルが短いのと、寝ている最中に泣き出したり、目を開けたり、動き出したりします。親からすると「起きちゃった!?」と抱き上げたり、ミルクをあげたりしてしまいがちですが、寝てます(笑) 子育てでは待つことがすごく重要である場面が多いです。寝ている赤ちゃんが急に泣き出したりする時は、眠りが浅くなっているのに加えて、夢で喋っている可能性が高いです。赤ちゃんは言葉が喋れないので、寝言が泣き声になっちゃいます。目を開けて動き出したりしますが、そのまま放っておくと再び入眠することが多いです。
 そうゆう経験をたくさんすると、だんだんと親のアシストがなくても自力で寝られるようになってきます。ただ本当にお腹が空いている時もあるので、とりあえず親は1分くらい待つようにするといいです!まだまだ赤ちゃんは自分で眠るのが苦手なので、親が上手にアシストしてあげることが大切です。すべて親がやってしまうとそれを学習して、そのプロセスを経ないと寝なくなることが多いです。例えば、立ち抱っこでユラユラとかです。できるだけ色々なパターンで寝かしつけをしておいた方がいいです。脳は習慣が大好きなので、親がのちのち負担になる寝かしつけの仕方を繰り返さない方が楽になります。(体重が増えてくると長時間の抱っこも厳しくなってきますよね…特にお母さんは。腕太くなるし…)

 あと子どものイヤイヤ期が到来します。(我が家はこれから)自立に向かっている証拠ではありますが、親としては頭を抱えてしまう場面を多いようです。脳の仕組みから捉えると、あのイヤイヤ期は子ども自身も制御できないようです。前頭葉が感情の制御を担っているそうですが、まだ未発達のため感情を上手にコントロールすることができないので、癇癪を起したり、イヤイヤしたりしても、自分で抑えることができません。
 この時期は時間が経つまで待つしかないのですが「何度言えば分かるの!!」と怒鳴っても子どもはどうしようもできないので、「今はそうゆう自立に向かっている時期で、脳の仕組み的に仕方がないことなんだ」と知っているだけで気持ちが少しラクになります。ただ、ショッピングセンターでジタバタされるのをじっと見ているのも堪えますけどね。

 もし機会があるなら、ぜひ予防接種にもお父さんが行ってみてほしいと思います。今はコロナなのでだいたい予約制になっています。不安な時は近くのコンビニやカフェでお母さんに待機してもらうのもよいです。お父さんが予防接種に行くことへのメリットは『世の中の子育て事情が生で分かる』ことです。僕が予防接種に行った時、待合室に10組くらいの親子がいましたが、お父さんが来ていたのは4組くらいでした。「あ、結構世の中には育児に参加する男性がいるんだなぁ~」と思いました。曜日や時期によっても変わると思いますが、意外とお父さんもいます。
 それでもお母さんの方が多いのと、ひとりで頑張っているお母さんを見ると、心の中で思わず「すごく頑張っているよ!お母さん!」って応援したくなります。月齢の異なる赤ちゃんを見ることができるので、自分の子どもとどれくらい違うのか分かる良い機会でもあります。他の赤ちゃんと違うからといって、無駄に不安になる必要はありませんが、お父さんの方が意外とさっぱりしているのでお母さんよりも客観的に見れるかもしれません。

 もうひとつメリットをあげるなら『赤ちゃんが泣いているのを冷静に見ていられる』ことです。ちょっと語弊があるかもしれませんが、お母さんに比べると、お父さんの方が冷静に見ていられるという意味です。実は、予防接種の帰りに奥さんに『予防接種に行ってくれて助かった~。だって目の前で注射を打たれてわんわん泣いている姿を可哀そうで見てられないんだよね。』と言われて「あ~そんな感覚を持っているんだ女性って。やっぱりお腹を痛めて産んだ我が子が痛い思いをしている姿は心苦しいんだな」とその時初めて知りました。予防接種に行くと、これ以外にも色々な発見があるので、ぜひ育休を取った男性は何でも自分でやってみてほしいと思います!

 離乳食をつくるのも、食べさせるのもぜひやってほしいと思います。僕も最後の2週間で離乳食つくりはしていなったのですが、残りわずかになってきてやってみることにしました。やってみて気付いたことは『結構手間がかかるーー!!!!』でしたね。何でも裏ごしをしなければいけないので、すり鉢を使って細かくなるまで永遠グリグリ…。子どもは正直なので、食べないものは食べないので、すごく手間をかけて作ったけど食べてくれなかった時のショックといったら相当なもんですよ(笑)
 離乳食をつくりながら、片づけするのも大変だし、ましてや大人の食事を用意するなんてさらに大変です。なので、実際離乳食をつくってみる過程を経験していると、仕事から帰宅した時に台所がパーティーでもやったんか!?くらい汚れていても、理解できます。でも、やっぱり一生懸命つくった料理を美味しそうに食べている赤ちゃんの顔を見るとすごく嬉しいです。今はお湯を注ぐだけで簡単につくれる離乳食が出ているので、無理をしない程度に楽しみながら離乳食づくりをしてみてください。

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