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ポリアモリーな愛のはなし

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2019年4月の記事一覧

フレディ・マーキュリーと元カノ

ボヘミアンラプソディー、を見た。

映画では、メアリーへの愛情がフレディを支えていた様子が描かれていて、私のロサンゼルスの彼にとっての、元カノ、リズへの気持ちがなんだか前より理解できたようなので、そのことについて書きたい。

前の方のノートには書いたけど、私はポリー気味で、彼が誰かのことを想っているのは全然良いんだけど、具体的な話は全く聞きたくない。でも彼は、彼女への愛は別物だから、と私には彼女の

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ロサンゼルス彼との馴れ初め(2)

彼との2回目のデートは、ハモサビーチのハンバーガー屋さんだった。この時の彼はコーチングの仕事帰りで、Tシャツとハーフパンツで、周りの店員やその他の客にご機嫌に話しかけてて、初回の印象と全く違って驚いた。

くるくる愛らしい人なつこい目と、話しやすさと、たくましい胸板と二の腕に、ワクワクしたのを覚えてる。あら、結構楽しいじゃん、って。

バーガー屋さんなんだけどアルコールを出す店で、私と彼はウイスキ

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ロサンゼルス彼との馴れ初め(1)

オンラインで繋がった彼とのはじめてのデートは近所のイタリアンレストランだった。本当はメキシカンレストランにいく予定だったんだけど、予約してなかったから混んでて入れなくって、近くのイタリアンに変更。中より外が好きということでパティオ席に座って、いろいろ話した。

写真で見るよりおじちゃん、で、学校の先生っぽい垢抜けなさが漂っていて、変わった人だな、という印象だった。大きな目がじっとこっちを見ていて、

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サンフランシスコの彼とのポリアモリー的 恋愛観

さて、ここまでロサンゼルスの彼の話を書いてきたけれど、ここで私の話も少し。

私には20年以上人生を共に歩んできた彼がいる。入籍もしているし、彼のことはずっと大好き。人として尊敬しているし、子どもたちのパパでもあるし、今後の人生も共に歩むつもりでもいる。

彼が仕事の都合でサンフランシスコに拠点を構えることになってからは、毎日フェイスタイムでいろいろ話す。長い2人の生活から、私が母になり、同時に

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彼のプライベートコーチングに全く集中できなかった話

彼は最近また半分勤め人に戻り、今は週の半分くらいは高級フィットネスクラブで、プライベートコーチとして仕事をしてる。今日はそのジムの体験ということで、彼の仕事場に初めてお邪魔した。

月謝3万円近くのクラブだけあって中はめちゃくちゃ高級。レストラン、バー、ラウンジ、ジムウェアショップ、サウナ、屋外施設なども併設されていて、普通のフィットネスクラブよりも、ゆとりがあって、機材が綺麗で、プライベートコー

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彼の元カノの話

彼には4年前まで同棲していた彼女がいる。人生を変えてくれた素晴らしい出会いだったみたい。彼は今でもその彼女を心から愛している。無条件の愛を注ぐと決めたんだ、と言っている。

「彼女と一緒に暮らすのは幸せだったんだけど、お互いに大好きすぎて、その生活の中で合わないことが出てきていることに目をつぶっていた状態が長く続いていた。ある時、大好きだけど、一緒に暮らし続けるのはお互いのために良くない、と泣きな

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ポリアモリな人とのお付き合いには、異文化コミュ力が生きる、っていう話

例えば、こちらは思いやりと思って本当のことを言わなかったら、相手には、子ども扱いされた、とショックがられる、とか。

例えば、素直に感想を伝えたら、相手にとってそれは言われたくないことで、そんなこと言うなんて非常識すぎる、と(たぶん、そう思われて)疎遠になってしまった、とか。

異文化を持つ人たちとコミュニケーションしていく中では、いろんな思わぬことがあって、そのたびに、自分のことや相手のことを再

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