Butterfly
香りの『ノート』とは
香水やアロマのブレンドを作る時
トップノート
ミドルノート
ベースノート(またはラストノート)
という三つの組み合わせを考えながら行います
ノート、は二つの意味で使われ
一つは香りの種類を表す言葉で
それぞれ「○○ノート」と呼びます
例えば、柑橘系の香りならシトラスノート
花の香りならフローラルノートという感じです
もう一つの意味は
時間経過の表現
香水も精油もブレンドされたものの中から
揮発性の高いものから低いものへと、
少しづつ順番に香りが移り変わっていきます
時間経過によるノートは次の3つ
トップノート 付けてすぐに立つ香り
ミドルノート トップとベースの間
ベースノート 数時間経っても残る香り
精油によってもかなり幅がありますが
トップノートは5~10分、
ミドルノートは30分~2時間、
ベースノートは2時間以降まで残ります
「香り立ち」とか「匂い立ち」とも呼びますね
香りが消えていく速さ、とも言えます
Butterfly
もう大~好きなこの曲
ベースノートの無い、はかない香りにしようと思いました
夢のような君は僕の蝶
触ると飛んでいってしまいそうで 壊れてしまいそうで
怖くなって
触れることもできない
何も確かなものはなく
切なく懇願するだけなのです
重く残るものはなく必死で捕まえようとするけれど儚く消えてしまいそうな、でもどうしても、お願いという気持ちを引き出す
軽いけれど強く印象的な、
そして蝶が集まる庭をイメージして香りを選んでみました
『蝶が好んでやってくるのは、改良が進んでいない草花や、野山に自然に生える小さな草花』
(バタフライガーデンというものがあるそうです
蝶が来やすい環境を整えた庭を人工的に作るんですね~
ステキな発想ですよね)
アゲハ蝶はミカンの木に卵を産むという子供の頃の図鑑の知識を覚えていたせいか(葉っぱが幼虫の餌になる)
柑橘の花を真っ先に思い浮かべました
柑橘の花といえば、オレンジの花ネロリ
これはミドルノートです
そこに優しいユズを入れましょう
軽いトップノート
甘く爽やかですがどこか素朴な小花ラベンダーを足して(トップノート~ミドルノート)
安心して休める茂った草レモングラスを(トップノート)
もうちょっと!ノートの他に大事な要素
これはブレンドファクター(BFと書かれます)
今度は速さではなく
香りの強さ
です
ネロリは香りが立ち上り消えるまでは速いのですが、香り自体は強い
レモングラスも同様です
時間と共にすぐに消えてしまうのに
香りは強く印象に残る精油達
시간을 멈출래
이 순간이 지나면
없었던 일이 될까 널 잃을까
時間を止めて
この瞬間が過ぎたら
何もなくなるのか 君を失うのか
参考文献など自分用です(^^)
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