見出し画像

自問自答ファッション教室参加報告🗒️

前書き


先日、念願の自問自答ファッション教室に参加してきました。忘れないうちに記録・感想などを残しておきたいと思って一先ず書き連ねたのですがわたしの備忘録でもあるのでUPした後も時々ブラッシュアップしていく予定です。
但し、あくまでわたしの価値観フィルターを通しての解釈&記憶力がそんなにないので実際とは齟齬が多少あることは否めません。ご承知おきくださいませ。

 梅雨にもかかわらずギラギラに晴れた暑い日でした。会場自体は府中駅直結ですが、わたしは府中本町駅からだったので10分ほど歩いた上に若干迷ったりしながらも何とか会場のある建物にたどり着き、道中ゲットした補給食を右手に意気揚々と会場に着きましたらば皆さま準備万端で残るは私のみ。
慌てて席にとんでゆき、あきやさんに名札を机に貼り付けてもらって雑談などしながら自身も準備をし、軽く自己紹介などをしてから講座が始まりました。
 あきやさんは本当にあきやさんで(?)、なんと言ったら良いのでしょうか、noteの文体そのままでした。「おー、あきやさんだ、本物だ!」というなんとも頭の悪い感想が一番に浮かび最初は圧倒されていたものの、話しやすい雰囲気を出してくださっていたので元来お喋りな私(関西出身)はいつの間にやら普通に喋り倒していました。
 割と序盤に「エモーショナルアイテムはありますか?」というお題を頂き、その時に身につけていたネックレスのお話をさせていただきました。
アレな内容なので具体は割愛させていただきますが、カラッとお話しするつもりがちょっと涙声になっちゃったりなどしながら内面を曝け出していました。こういった話題は重たいし周囲に気を遣わせてしまうし誰にも話してないし話すつもりもなかったのに不思議です。
後から思えば他の話題に関しても、もっとオブラートや緩衝材を使うべきだったのかもしれないと思わなくもないです。全編通して本音(多分、割と)を引き出したあきやさんのお力は流石だなと思います。

講座内容について


 参加を迷われている方にとって一番の関心事はお教室で何を学べるかだと思います。私も最初は個別の方を希望していたので何人かのグループの中でどれくらい密に深掘り出来るのだろう?という気持ちが無かったと言えば嘘になります。

結論から言うと、上記のあきやさんのnoteにあるように個別レポートはつかないものの、自問自答のスタートとして知りたいと思っていたこと(気づいてない疑問とかはまだ普通にあるとは思いますが)は大方お教室で聞けたと思います。個別の方は受けていないので本当にそうなのかは分かりませんが、あくまで私の感覚として。
RPGで例えると(逆に分かりにくい)、チュートリアルを受けて注意点がなんとなく分かってどこに行きたいのかふんわり把握できたくらいのレベルにはなりました。寒い国に冒険に行きたいと心の底では思っている勇者がうっかりハワイを行き先に選んでしまうみたいなことは起きなくなると思います。自分の旅のコンセプトの方向性が分かっていない勇者は間違った目的地に冒険に出そうですよね。
…仔細を明らかにするのはルール違反なので、あきやさんのnoteにあったお題などでふんわり雰囲気をお伝えできればなと思います。(あきやさん、JJGの諸先輩方、NGな内容ありましたら本当に本当にお手数おかけして申し訳ないのですがご指摘頂けますと幸いです。)
個人的には①断服式のやり方とヒント、②コンセプト作りが印象に残りました。

①断服式*


↓断服式*↓
🛍衣替えはいつすればいいの👀?断服式のススメ👗|自問自答ファッション通信|あきや あさみ

 服を買うにも処分するにも「理由」が基本的には必要ですが、その「理由」が見つからないというかあまり考えたくない!ということが私もありました。ここまでのトークと事前アンケートであきやさんは相手の苦手を把握されていらっしゃるので(おそらく)、私は〇〇に課題ありですね〜というのをなるべく自ら導き出せるように持っていって下さってました。
 私はお買い物は好きだし得意ですが取捨選択が苦手なタイプです。この辺りから(もっと前の段階からかも)あきやさんにこの人衣裳持ちやから増やしたらアカンタイプやな??と思われていた気がします。

ここでの私の宿題
・十二分に愛せない服を手放す
・どどーんと妄想クローゼット**を作ってみる(ちょこちょこ買いをしない)
・毎日のお洋服のログをとる

↓**妄想クローゼット↓
いま、家だからできること【妄想クローゼット】を作ろう👗|自問自答ファッション通信|あきや あさみ

▫️断服式周りの参考文献(美雨選。)


「何を着るのか」ではなく 「何を着ないのか」を決める|自問自答ファッション通信|あきや あさみ
服は愛せる数だけ持てばいい|自問自答ファッション通信|あきや あさみ
【おしゃれになりたければスタバへ行け】ファッション砂漠で行き倒れにならない方法☕️|自問自答ファッション通信|あきや あさみ
【3年日記】ファッション日記をつけてみよう👗【活用術】|自問自答ファッション通信|あきや あさみ

②コンセプトづくり

 このお教室の本丸だと思って参加していました(私的に)。
まず初めに自分のコンセプトに必要な要素(価値観)の輪郭把握から始まります。…とてもヘビーでした。
【みんなに聞きたい!】かわいい・きれい・かっこいい問題👀👂|自問自答ファッション通信|あきや あさみ
個人的には事前に上記のワークを事前にして行った方が当日深掘りできた気がする!!と若干後悔しました。(個人差あり。ぶっつけ本番の方が本音が出る気がしなくもないです。)
 上記のnoteにあるように、本当に価値観って千差万別なんだなと実感できるパートでした。お教室の良さはやっぱりこれなんじゃないかしらと思います。コンセプトづくりの過程でで皆さんの価値観を聞いてへー!とか分かる!と思うこともあればそうなのか…(ちょっと疑問系)もあって、この後者のちょっとモヤリとする方が多分キモです。自分のちょっと嫌なところや凝り固まった価値観がちらりと心の奥底に滲んだりして自問自答しがいのあるポイントだと感じました。
私は多分変なところが真面目で正義感が強く完璧主義味があるので〇〇じゃなきゃ!みたいな価値観が根っこにあるんだな、そういう考え方もあるのだな(受け止める)、で視野がちょっぴり広くなって自分の内面に深く潜れるヒントになった気がします。
ここからはミドサーの勝手な自語りなので飛ばしていただいて良いのですが、誰かの意見に素直に頷くって年を重ねるごとに難しくなっていく気がします。自分の人生を肯定したいし、積み重ねてきた経験値は価値あるものだと思いたい。“自分にとっては”〇〇だから、の“自分にとっては”がつい抜けがちになってくるなと自分も周囲も見ていて思います。新入社員の時に化石〜!と思っていたような先輩になっていないだろうかと反省することもしばしば。
これからの時代、テクノロジーの進歩や倫理観・価値観のアップデート無くして豊かな人生を送ることは難しいと思うので、せめて他の人の意見を受け止める(受け入れるが難しいなら)姿勢を意識していきたいと思っています。重ねてきた芳醇な歳月を感じさせる私の周囲の人生の先輩方は皆さん柔軟な姿勢・思考をお持ちでいらっしゃることが多くいつも感服しきりです。こういった場やnoteなどで他の方のご意見を目にした時、会社のディスカッションの場などで他人の意見を聞いてふむふむ👀✨となれる頭も心も柔らかい人間でありたいものです。(自戒!)

▫️コンセプト参考文献(美雨選)

自問自答ファッション【なりたい】の考え方👀〜深く考えると哲学になっちゃう〜|自問自答ファッション通信|あきや あさみ
🌙ムーンプランナー×自問自答ファッション講演会👗【アーカイブ販売】|自問自答ファッション通信|あきや あさみ
コンセプト作りはゴールではなく「始まり」です🍮🥄|自問自答ファッション通信|あきや あさみ
🎉お悩み解決【似合う・好き・なりたい】との付き合い方👗|自問自答ファッション通信|あきや あさみ

コンセプト決定!


 そして、その場で決まったコンセプトは…
センスがあって知的で色気のある、自分が好きなものだけを集めるお店を経営するバイヤー兼オーナー(京町屋に暮らして家庭菜園を楽しんでいる)
今見返すと色んなキーワードの寄せ集め感が強いですね。これでもあきやさんが色々と投げかけてくださって、紙上のカオスから何とか形になりました。
この「色気」はsexyというニュアンスより、先述した「重ねてきた芳醇な歳月」な感じだったので翌日のお昼休みにブラッシュアップしています。
最終版は下記の通り。
\センスがあって知的でmature。世界中の素敵を蒐めるギャラリーオーナー🪞/


試着チャレンジのお話

 コンセプトが決まった後はそれに沿ったものを試着チャレンジで見つけ出していこうね、というお話になります。試着先のヒントも頂けたりするのでぜひ参加して皆さまヒントいただいて帰ってくださいね!(唐突な宣伝)
このヒントの絶妙なところは、先の価値観のワークでその人の内面をあきやさんは把握されている×その人の体形などの悩みも分かっている(皆お教室でお話したりしている、事前アンケート)ので現実と理想をある程度掛け合わせた試着先をご提案頂けるところかと思います。私の場合、よくいえば華奢、明け透けな言い方をすると貧弱ボディなのでインポートものが合いにくいけれど好みはモード寄りなのでこれらの折衷案を出してくださいました。
ですが!!先述したように私は在庫を大量に抱えている人間であることがしっかりあきやさんにはバレているので私の宿題は以下。

・黒・白(好きな色s)・ラベンダー(似合う色)でコーディネートを作ってみる
・持っているもの一つずつにnote書く(‼︎)→書き終わるまで新しいお洋服を買わない
・ジュエリーの試着の旅(ジュエリーはお洋服ほどの在庫はないので…言い訳)
・手を飾るワーク
note…書かなくちゃですね。名前の由来とか呑気に聞いている場合ではないです。大好きなお買い物ができない😭

▫️試着チャレンジの参考文献(美雨選)

👠試着100回チャレンジのススメ🛍|自問自答ファッション通信|あきや あさみ
自問自答ムンプラ🌙試着は自分のための社会科見学です🕵️【アーカイブ販売】|自問自答ファッション通信|あきや あさみ

 最後は質問コーナーです。結構質問した方だと思います。お付き合いくださったあきやさん、参加者の皆さまありがとうございました。ネットだとできないかもというようなちょっと突っ込んだ内容とかファッション業界のお話とか遅くまで話してしまいました。折角だし!と思ってしまったら話題の尽きないお喋り好きな関西人(個人差あり)の血には抗えませんでした。とても楽しかったです。余談ですが最近見たリトルマーメイドのScuttleには他人(鳥?)とは思えない親近感を抱きました。アニメ版とは異なりましたが、忘れっぽいトリ頭でも憎めない良い賑やか鳥でしたね。

感想

 元々個人のセッションにエントリーしていましたが抽選から外れ、ご縁があってお教室に参加させていただく形となりました。他の方がいらっしゃるということで、申し込み時は緊張する〜どうしよう💦などとぶりっこしていましたが蓋を開けてみると全然平気でした。思い返せば業種的にグループでのブレストも多いため集団内で発言することに抵抗感もなく、人の意見を聞いてそれを膨らませたりを日常的に行なっている分こういう作業に慣れていたというのはあるのかもしれません。とくに価値観のところなどは他の方の考えを聞けた良さもあり、グループセッションならではの学びがあったなと思います。
 そして、あきやさんからふと出てくる言葉もなかなか印象的でした。「美雨さまは美しいものがお好きなんですね」とか「今お持ちのもので十分制服化できます」とか「アウトプットしっかりすればすんなり制服化できると思いますよ」「制服化が楽しいんですけど皆さんなかなか…」、「賑やかでも良いと思いますよ」、「素敵な方々に囲まれていらっしゃいますね」(朧げな記憶で全て意訳)とか、ほんの僅かでわたし本人も気づいていないような光や澱みを指差してくれるような言葉がさらっと流れてきて、とりあえず拾っておいたのが後からじわっと効いてくるようなことがありました。(自問自答レベルではないですが、翌週の隙間を見つけて内容を反芻していました)
 お教室は自問自答のスタートであってゴールではないので、アウトプット(苦手!!多分バレてました!)を頑張っていこうと思います。インプットなら全然苦じゃないのに…。何を今更ですが、自分以外の誰かに自分の考えを適切に伝えるのってとても難しいですよね。双方向のトークならまだいける気がするのですが文章は苦手意識がやはり強いです。隠そうとしても内面のクドさみたいなものが滲み出てしまって本筋から愉快に脱線していきます。梨木香歩さんのエッセイや小野不由美さんが好きなのですがその要素は影も形もありません。

私の相棒たち

 最後にお教室に参加された皆さま恒例のあきやさんのワンちゃんとお写真撮らせていただくアレやっちゃいました(ヘッダーのお写真)。ストールで金具隠れたままお写真とっちゃっていたので判別つきませんが、昔に購入したオールドセリーヌのドクターズバッグです。既に多少の傷があるので気軽にに使える上にモノもたくさん入る私の大事な相棒です。ストールはカシミアシルク製で肌触りが良くて、しかも侍の兜鎧柄なんです。身に纏うと文字通り鎧を着て出陣じゃー!!とテンション上がって大好きです。

これから参加される方への蛇足


・多分自己開示ができた方が深掘りはスムーズにできそうです。できなくても恐らくあきやさんには筒抜けなので良い感じの助け舟が頂けることとは思います。
・ガチガチに固めていくのもアリですが、その場その場の自分の気持ちの揺れを観察して寄り添うのも面白いです。
・影響されやすい一方で要素が被るのが嫌だという困ったちゃんな性格持ちなので、敢えて他のJJGのnoteやSNSをできるだけ拝見せずに臨みましたが私の場合の正解なので全然予習はアリだと思います。意外とコンセプトの職業とか要素はかぶるものです(お教室でもまさかの同じ!が起きてました)。気にしなくて良いですよとあきやさんも仰ってました。
・思いっきり自分なりのおしゃれして参加すると楽しいです。あきやさんがいい感じに褒めて下さいます。
・頭を使う作業なので予想以上にお腹が減ります。(会場飲食可です)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?