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自問自答ファッション【なりたい】の考え方👀〜深く考えると哲学になっちゃう〜

こんにちは、自問自答ファッション通信です!

今回は実際にお客さまと話している時によくいただくご質問にお答えします💌「なりたい、好き、似合う」の「なりたい」についてです!

「なりたい」ってなんだろう👀?

ずっとずっと、書きたかったことであり、質問が多い「なりたい問題」。私の知力、文章力では上手くまとまらず、しかも「どうしても死生観や思想が入ってきちゃう💓」と言うデリケートなテーマなだけに、1年くらい寝かせておりました💤

ファッションじゃない方向に話が飛びますので「なんのこっちゃ」と言う方は、さらっとお読みください☺️👗ファッションについて深く考えると、どうしても哲学っぽくなっちゃうのです。

「なりたい」がなければいけないの?

「なりたい」という言葉を使いながら「コンセプトを決めよう」と言っていると、こんなご質問をいただくことが多いです。

Q1・なりたい無しでもいいですか?
Q2・「なりたい」ではなく「ありたい」でもいいですか?
Q3・コンセプトは「職業」じゃなくてもいいですか?
Q4・自分自身でありたいのですが、「何か」にならなくてはいけないですか?
Q5・憧れているけど、なりたくないです。変ですか?
Q6・なりたいがたくさんあります。変ですか?
Q7・人間は唯一無二なので「唯一無二になりたい」は変な感じがするのですが?
Q8・自分を「作る」ことに違和感があります。最初から自分はあるものではないのですか?

なんだか哲学の授業みたいになってしまっていますが、ひとつひとつ答えていきます!考え方は人それぞれなので、ご自身の意見を大事にしてくださいな☺️今回はあくまでも自問自答ファッションあきやの捉え方ですぞ🥸

それがJIMONJITOU!

書籍では「なりたい」が大盛り🍜!!

そして、なぜ今「なりたい」を語るのかというと、初めての書籍ではちょっと「なりたい」を多めに語っているからです☺️✌️(書籍のジャンルも「自己啓発」ってAmazonに書いてありました照)↓↓↓

本を「不特定多数」に向けて書くときに「なりたい」を多めに入れることは必要なことだったからです。しかし、基本的には~自問自答ファッションは自分で決めたらいいんですっ!!~という気持ちでおおくりしております。

Q1・なりたい無しでもいいですか?

自問自答ファッション講座では「なりたい似合う好き」を大事にしようとお伝えししてます。そうすると「私“なりたい”を入れたくないので無しでいいですか?」という質問をたまにいただきます。マンツーマンの講座では「いいんです」とお伝えしています。なりたいが無いということは「似合うもの」や「好きなもの」で服を選ぶということです。

自問自答ファッションは「自分が決めた服を着る」のがテーマですので、どんなファッションでも自分で考えた結果であれば良いと思っています。よく考えた上で「なりたい」を取り入れたくないのであれば、それがあなたの「なりたい」です。似合うものや好きなものをまっすぐ着ましょう!

Q2・「なりたい」ではなく「ありたい」でもいいですか?

こちらも、よく頂くご質問です。「なりたい」じゃなくて「ありたい」が好き!という気持ちの方もたくさんいらっしゃいます。「こんな人になりたいっ」というよりも「こんな状況でありたいっ」という気持ち。全然いいのです。

実は30歳くらいまで私も「ありたい」の方がしっくりきていました。これはその方の状況と気持ちで変わると思います。

Q3・コンセプトを付けるときは職業じゃなくてもいいですか?

自問自答ファッション教室や講座では「コンセプトを決めて服選び」をしています。もちろんコンセプトは何でもありです。しかし、特別な要望がない限り「ありたい」と「なりたい」(なりたい=職業やなんらかの役目がある存在)でつけることが多いです。なんというか…………私が「ありたい&なりたいミックス」でコンセプトをつけたいんです!!!(どーーーーん)なぜかというと、「役割」にすると行動が生まれるからです。

【コンセプト例】
ありたいでつけたコンセプト・風に吹かれありのまま生きる 
(心構え、ありたい心の姿)
→なりたいでつけたコンセプト・ありのままを受け入れる「詩人」
(受け入れる気持ちと詩を書くという行動、それを受け取る人との関わりも出てくる)

例のように、人との関わりが生まれます。能動的な動きが出ます。もちろん、ご自身でコンセプトをつけるときは「ありたい」でよいのですし、「動物」「想像上の生き物」などでもOKです。自分がコンセプトだ!と思ったらなんでもええんです。(実際に、書籍では職業にすると誤解を生みそうだったので大体の部分を「ありたい」コンセプト例で書いています。難しいね。)

🎬 自問自答あきやは、黒澤明監督が好き

また、私は黒澤明監督の「生きる」という映画を見てからと言うもの、自らの命があるかぎり「まだ何かできるのではないか?」「何か役に立てるものはないか」と考える気持ちの美しさに気がついてしまいまして「職業・役割」と言うものをとても尊いと思っています。
「人生でやり残したことはなんだ?」「人生に意味を付けるのは自分自身なのではないか?」と強く衝撃を受け、娯楽をいくら享受しても心の穴は決して埋まらないものであり、何か新しいものを生み出したり、何か人の役に立つことで人は「生きる」意味を見出せるのである。と黒澤監督が言っているように感じました。

そんな黒澤イズムの後押しがあり、「なりたい(役割的なニュアンスあり)」を大切にしているのです。

Q4・自分自身でありたいのですが、「何か」にならなくてはいけないですか?

「なりたい」という言葉を使うと、「己がなくなってしまうのでは」と思ってしまう方もいるようですが「なりたい」は自分の延長線上です。

「憧れの人のようになりたい」と言うのも、すごくいいことだと思って推奨しています。私がマズローさんや黒澤明監督から影響を受けたように「誰かになりたいではなく、その人のような考え方になりたい」はどんどん取り入れるといいと思います。

Q5・憧れているけど、なりたくないです。変ですか?

「自分と正反対だからこの人に憧れているんです」とか、「なりたくはないんですけど……」と言うのも、いいんです。そう言うこともあります。

しかし、方向性が掴めず「困っている」のであれば、憧れの人や好きな人の「こんなところがいいな」と言うのを参考にさせていただくのも良いと思います👌

Q6・なりたいがたくさんあるのですが、変ですか?

コンセプトは基本的にはひとつです。なぜなら服選びを迷わないようにするためにコンセプトを考えようとお伝えしているからです。

しかしながら「なりたい姿を3つ持っていてもいいですか?」「コンセプトを5つ持っていていいですか?」と聞かれることもしばしばあります。仕事やプライベートで自分の「なりたい」を分けている方も多いです。なりたいものがたくさんあるのはいいことですし、話をお伺いしていると「なるほど、そうするしかないですね」と言う方もいます。

しかし「自分の意見がなくて困ってます。」とか「周りに流されてしまいます。」とか「服が増えすぎて困ってます。」とか「困っている」のであれば、「なりたいトップ1」を決めてもいいのかな〜と思っています。

Q7・人間は唯一無二なので「唯一無二になりたい」は変な感じがするのですが?

唯一無二になりたいと言う人もいれば、なりたくないと言う人もいます。(もうすでに自分も含め、人類全てが唯一無二であると考えている人もいます。)
私は「唯一無二になりましょうね」と言いたくてこの問いかけをしている訳ではなく、どちらの考えも良いなぁと思います。

また、唯一無二にはもちろんのこと、もはや何者にもなりたくない「むしろ、私は無(む)になりたい」という方もいらっしゃるのですが、そんな気持ちもよく分かります。さらに深堀すると「無のファッションとは……」と考えることもできそうで、それだけでもその人だけの個性を生み出しそうで面白いです。

Q8・自分を「作る」ことに違和感があります。最初から自分はあるものではないのですか?

「なりたい」を言葉にするときに、「自分を作る」「自分を探す」「自分はある」など色々な言葉があると思うのですが、私は個人的に「作る」が好きです。それは、私が今まで大好きで影響を受けてきた人たち、あるいは周りにいる人たちが「作る派」だったから、しっくりくるのです。

もちろん生まれながらの適性に合うものもありますし、「探す」も「ある」もその通りなのですが、“作る”と言う言葉は未来への希望があっていいなぁと思うのです。もちろん偽りの自分ではなく、あくまでも「自分のなりたい延長線上の自分を作る」という意味です。「作る」にしっくりこない方は「考える」から始めても良いかもしれません。

「なりたい自分を考える」でもいいですね

何年前かの「僕らの時代」で泉谷しげるさんが松本人志さんに「人間なんて元は何もないんだから、自分で選んで、どういう人間に作り上げていくかですよね」とおっしゃっていたのが印象的でした。表現者の考え方ではありますが、「無から有を作り出す」という言葉の勇ましさに感動しました。

「なりたい」には無限の可能性がある

「なりたい・似合う・好き」みんな大事なのですが、無限の可能性を抱えているのは「なりたい」です。結果的にならなくても「なりたい」があるのはいいなぁと思うのです。

「なりたい」は今まで読んできた本、今まで観てきた映画、今まで聴いてきた「音楽」、学んできた事柄、嬉しかったこと、気に入っていたもの、その人の人生全てが詰まっていると感じています。

もちろん、似合うものと好きなものも「その人の人生が詰まっている」ことには間違いないのですが、なりたいって「予想だにできないところから切り込んでくる」感じがいいなぁと感じています。想像力がなければ「なれない」のです。

会社員時代は「なりたい」に「なれなかった」

個人的すぎる話をしますと、私は10年間会社員をしておりまして、会社員としての「なりたい」像に全然なれませんでした。もう笑っちゃうくらい、なれませんでした。「認めてほしい」「頼りにしてほしい」と思っていましたが、箸にも棒にも引っ掛からなかったです。その時に「なりたいはなんですか?」と聞かれたら「なりたいことを思い描いてもなれないからなぁ☺️」と答えた気がします。そんなときは「ありたい」(私のまま、受け入れられたい)だけでも良いのかな、と言う気持ちでした。

なりたいは「おこがましい」と思っていたし「恐かった」

また、20代までは、なれないんだから「なりたい」を見るのは「おこがましい」と思っていました。何かになりたいと思うたびに、イマジナリー本間先生(ブラックジャック)に「おこがましいとは思わんかね」と肩を叩かれていました。

なのですが、30歳を過ぎてから「そんなこと言ってたら人生終わっちゃうぜ」と思うことも増えて、おこがましいというよりポップに「ああ 憧れのポケモンマスターになりたいな〜ならなくちゃ〜ゼッタイなってやる〜☺️」みたいな自分も出てきています。

今の私は、本間先生(ブラックジャック)とサトシ(ポケモン)の中間「本間サトシ」くらいの気持ちで驕り高ぶらず生きています。結果「なりたくてもなれなかった」としても、チャレンジはしてみたからオールオッケーと言う気持ちです。私はその過程をとてもとても大切にしています。やってみたことはその人の人生の宝物です。

ぜぇぜぇ、ぜぇぜぇ、なんとなく伝わりましたかね……今回の記事は難産でした👶矛盾もたくさんあると思いますが、これが現在の私の「なりたい地点」です🙏おそらく、人の数だけ「なりたい」の定義が違うと思いますが、私の中での「なりたい」は「生きている間にやり残したことはないか」と問うべきことのようです。(やたら重いテーマで失礼しました😉)「ありたい期」を経ての「なりたい期」であり、10年後はまだわかりませんが、お伝えしてみました✨

みなさまの「なりたい」に影響を与えた映画や本などありましたら、Twitterなどでも教えてくださいませ📖またお話ししましょう💓いつも本当にありがとうございます🙌これからもnote書いていきます!

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