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【音楽】有料配信ライブ、初めて参加してみた


そろそろライブ行きたい〜とは思うものの、
新型コロナウィルスが、一気に終息するとも思えない中、
当面は有料の配信ライブ、増えていくんでしょうね。

でもまあ、そこから創意工夫も出てくるだろうし、
VRとの合体とかコンテンツも進化して、なんだかんだ定着しそう。

やがては、「ナマ」「現地体験」という状態が、
最上級に「贅沢」なコンテンツになってしまう、
なんてこともあるかもしれません。

(ワクチンが有効化するなど、脅威が薄らいで、
「あの頃は大変だったなぁ」と、振り返れる日が来たらいいですけど)

そして先日、ベーシストJさんの配信ライブに参加しました。
ニコ生配信で料金は3500円、タイムシフトで再視聴が可能です。
 
JさんはLUNA SEAのベーシストで、20年以上ソロでも活躍。
私は、ライブに数回行ったことがある程度のライトな観客ですが、
音楽性も相まって「これぞライブ!」的な、
コールアンドレスポンス、シンガロング、モッシュ、ダイブ…
終わった後は汗だく、でもとてつもなく爽快!を体感できます。

まさに、この場この時間は他に代用が効かない、何ものにも代えがたい。
そんな一体感や解放感を得ることができるのです。


そんなJさんが、配信ライブを開催すると知って、実はやや意外でした。
だって、あんなギューギューに熱気に満ちた「ナマ」の場、
配信とあんまり相性よくなくない!? 的な気持ちで。

でも、いざ参加したら…また新たな幸せがありました。

とにかく全体通して、
こんな状況だからこそ、ライブを目一杯楽しんでもらいたい。
そしたら自分も、嬉しいし楽しい。
そんな波動に満ちていました。

実際、ご自身もすごく楽しそうで、
フレーズとフレーズの間の一瞬すら、すごく楽しそうで、
そんな些細な表情まで観られるのも、配信ならではで。
(今まで整理番号が後方で、表情見えにくかったのもあるけど…)

Jさんが演奏する姿から、ポジティブな想いが伝わって、
遠くても「今この瞬間を共有」している同士のやり取りが生まれて。

リアルなライブとは少し違うけど、でも全然負けていない、
感謝と感動を覚えたのでした。

当初、配信ライブのメリットとデメリットなど書く気でしたが、
なんだか思い入れ話になってしまいました。
ディープなファンでもないのに、すみません。
でも今後も参戦&応援したいです。


折角なので、以下が個人的に感じたことです。

〈メリット〉
●「全員が最前の気分」の視界で観れる
●ライトファンやファン以外の人でも、参加しやすい
●時間や交通状況を気にせず、遠距離でも参加できる
●料金が格安、キャパ制限もないのでチケットを入手しやすい
●好きな時、好きな場所、好きな格好(服も体勢も)で楽しめる
●一定期間中、再度視聴できる

〈デメリット〉
●音を「体感」という点では、ライブに敵わない
●照明、セット、効果などを、360度で味わえない
●好きなアーティストと同じ場にいる特別感を味わえない
●ライブは一期一会、その時限り、的な希少性が薄れる
●非日常性が薄れる

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