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肉肉同好会⑦(活動内容報告書: 2022.08.15)

※ 肉肉同好会とは彼と私が、様々な美味しい肉を二人でレストランで定期的に食べて、その後、肉たちの味を「比較、研究」する会である。

私の好きな人(彼)は私に「好きだ」とか言ったことがない。
あまりに言わないので、私は急に不安になってしまった。
「この人は私がとても面白いから、そのために私に会いに来ているのではないか」とある日、私は思った。

とても心配になったので、「あなたは私が好きなの?」と彼に聞いてみた。
そうしたら「うん!」と彼が嬉しそうに答えたので、「そうなんだ。じゃあ、この方向性で良いんだよね。」と私も答えた。

「好きだって言われたことないから。」と私が言ったら、
「ラインに記したよ」と彼が答えたので、私もこう答えた。
「ごめんね、全然覚えていない。」

彼とつきあいたての私は「宇宙戦艦ヤマト」の「真田さん」が昔とても優秀だったので、そのことを彼に説明するのに夢中だった。


彼は小学生のとき、忙しかったので(?)「宇宙戦艦ヤマト」のアニメを全然見ていない。
私に言わせれば「宇宙戦艦ヤマト」をテレビで見ないで、「何見てたのさ!」という感じなのだが、たぶん彼は子供のときテレビ自体をそんなに見ていなかったのかもしれない。

とにかく、「宇宙戦艦ヤマト」のことを彼に説明するのに夢中で、彼がくれた大事なラインの内容を覚えていないという、すっとこどっこいな私でも、彼は私をスキでいてくれる。

大変ありがたいことでございます(^-^)


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