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今日会いに行きたい!気になる土偶#009さいたま市土器の館

平たい頭の上にあるのは、ひょっとして角?
反対側にも角が付いていたような痕跡。

逆三角形の顔に丸い大きな目、
すっきりきれいな顔の土偶です。

後ろにはもう一体の土偶がいます。
角のように頭の両脇が盛り上がっています。
顔の表情ははっきりしませんが、
よくある「鬼のお面」のような形相に見えます。

縄文時代後期
馬場小室山遺跡出土
埼玉県さいたま市土器の館

真上から見ると、まるで角が2本生えているよう
に見えませんか?
「能面の鬼」のようにも思えてきます。

同じ遺跡出身ですが、
顔の表情はまるで似ていませんね。

一般的に土偶の頭上の形は、髪型を表現している
と言われますが、これも髪型なのでしょうか。

古来から怪物や妖怪は様々な形で想像されて
きましたが、既に縄文時代には登場していた
のでしょうか。

お読みいただき有難うございました。


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