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経済学部のこれまでを振り返る

こんにちは、きゃろうです。

 2020年もあと二ヶ月をきり、あっという間の1年でした。来年は早いもので大学三年生ですよ...この前大学入試をやったばっかのように思えてしまいます。そんな頃、先日ゼミナール概要および選考のお知らせがやってきました。「いよいよか...」という感じで,うちの大学では(他もそうかも知れないが)三年次よりゼミナールに配属し、経済学演習、四年次より卒業論文作成に取りかかります。 

  正直何にもビジョンが思いつかなくて焦ってます。2年間授業受けてきてこの教授いいなあとか、これ面白いなあと思ったことはあるんですけど、そこから自分の卒業論文のテーマに結びつけることがなかなかできなくて...先日やった自己分析でも「独創的な発想ができなさそう(嘲笑)」と言われるほど自分でも自信がなく、思いついたものすべてに先行研究がありそうです笑

 ゼミ申し込みが今月下旬から、と急でかなり時間がないですがこういうときこそ今まで自分が学んできたことをここでまとめて(というか授業の感想とか)、自分の中を整理していけたらなと思います。みなさんにも経済学部ってこんなこと勉強してますよと伝えられるチャンスかもしれませんね。経済学部で学んでいる専門科目について紹介していきます。

ミクロ経済学Ⅰ&Ⅱ
 まずは王道ですね。microとは極端に小さいの意味(リーダーズ英和辞典)。のちのマクロ経済学と対比されるけれどこちらは消費者一人一人とか財A,B、企業A,Bなど個々の主体に注目して様々なモデル(状況を簡単にして表わすこと)を想定する学問です。始めにやらされたのが財A,Bを考えて予算を1000円とする。
出典 効用最大化とは?公務員試験ミクロ経済学(http://bestkateikyoshi.hatenablog.com/entry/2017/03/11/085446)
 

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 すると、この図のように 500x+250y≦1000みたいな不等式ができるわけでこれを等式にしたものが予算制約式といいます。この予算制約式→線上なら一応どんな財の組み合わせでも買えますよね?(財Aが1個と財Bが3個など),このとき財Aをもっと買いたいなら予算に合うように財Bを減らしていくしか有りません。(逆もしかり これをトレード・オフの関係という)。消費者が満足している(効用という)の組み合わせをつないだ線を無差別曲線と言います。トレードオフの関係が成り立っているのでこの曲線は双曲線のようになります。この双曲線と直線が接する点こそ、消費者が一番納得して満足できる消費量の組み合わせです。(効用最大化という)
こんな感じでミクロは結構数学的に事象をみていくことが多いです。微分、多変数関数なら偏微分もバンバンやります。(問題によってはその逆演算の積分も?) しかしその弊害で、例えば「〇〇さんの効用関数はY=ma+3a^2」など人の感情(満足感)を関数化してしまうというなんとも不思議な感じになってしまい、その辺が問題解くときになじめないなと思うところです。
 あとはゲーム理論についても学びました。経営論だけでなくミクロ経済でも使える理論なんです。自分の行動が他者の行動にどう影響を与えるか→他社がこの生産水準なら私たちはどれくらい生産すれば自社の利益を最大にすることができるかなど...ゲーム理論自体はこうならば、こうとパズル的な操作で問題を解くことができるんですけど利潤関数を用いて最適解を分析していくのはなかなか複雑になって難しかったです。
 ちなみに利潤関数はΠ=~で表わされたり、利潤シェア(国内総所得に占める資本家の利潤の割合)はπで表わすなど数学の世界と全く違う意味になるのも面白いです。たぶんπはpだからprofitだと思うんですけどね。

 ここまで述べてきましたが結構分量でできたなと思ったり(1600字)...やはり2年間学んできたから簡単に語れる分量じゃないですね...次回はマクロ経済学、その次は...と全何回になるんだこれ?

 またお会いしましょう。



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